夏休みの宿題

『 ゲンノショウコ 』 の白い花が 咲いていました。

西日本では 赤花も 多いようで、

空き地や道端などで よく見かける野草です。

食あたりや下痢、慢性の胃腸病、便秘などに

効き目がある 優れた薬草としても知られています。

キートスのスタッフのなかには

「ゲンノショウコ といえば、 夏の思い出!」 という者もいます。

中学生の夏休みになると まるで宿題のように 半強制的に 薬草採りをやらされたそうで、

生徒一人当たりのノルマは、 天日乾燥させた ゲンノショウコ または ドクダミを 1人 3kg以上、

独特のニオイがある ドクダミは 子供たちには人気がなく、 みんな ゲンノショウコを採っていたとか。

新学期になると 一人ずつ計量していたらしく、 生徒は ノルマ達成に プレッシャーがあったでしょうね。

大量に採っても 乾燥すると少しになってしまうので、 しょっちゅうゲンノショウコ採りをしていた記憶が あるそうです。

この話、 戦前や戦後すぐの話ではないですよ、  昭和40年代後半の新潟での話です。

今も 日本のどこかで 夏休みの宿題に ゲンノショウコを集める子供たち、 いるのかな~? 

[ ログハウスで自然暮らし 11.09.06 ]      Kiitos Log House