有意義で楽しい田舎暮らし

” 定年後は のんびり 田舎暮らし ”、 団塊の世代が 定年退職を迎えた時期、 こんなキャッチを よく目にした。 

どれだけの人が このキャッチコピーで 田舎暮らしを始めたのかは わからないが、

確かに 今でも 「田舎暮らし = のんびり暮らし」 というイメージがある。

私達も 「のんびり田舎暮らし」 という言葉をよく使うが、 実際に田舎暮らしは 「のんびり」 なのだろうか。 

大金持ちの人が 都会の喧騒を離れて たまの休日を過ごす田舎の別荘暮らしなら

管理人でも雇って 別荘の管理すべてを 任せればいいのだが、

一般の人たちは 管理人なんて雇えないから 田舎暮らしのほとんどを 自分自身でおこなう必要がある。

建物の ( キートスのお客様の場合は 「ログハウス」 になるのだが )

掃除やメンテナンスは もちろんのこと、 庭の草刈りや樹木の手入れ

そして 冬のストーブライフを楽しむための 薪割りなど 結構忙しい生活が 田舎暮らしには待っている。

都会暮らしでは気にもとめなかったような 草木の成長スピードに驚いたり、 ストーブ用の薪を調達したり ・・・

特に 薪割りは 体力が必要な 重労働、

でも それはそれで 田舎暮らしに憧れる客人が来た際に

”薪割り体験” と称して 一つの遊びにするのも 楽しいものだ。

なかなか薪を割ることができない客人たちの前で

パンパンと小気味よく割って 優越感に浸ることができるかもしれないし、

客人たちも 薪割り経験を通して 燃料の大切さが よくわかるからね。 

「のんびり」 という キャッチコピーとは 異なっていても

いろんなことが経験できて ”有意義で 楽しい 田舎暮らし” である。 

[ ログハウスで自然暮らし 11.07.06 ]      Kiitos Log House