湿地のネコノメソウ

春、 小さな花をつけている ネコノメソウ。

湿気を帯びた 半日陰の場所に 生えているので

見向きもしない人が 多いかもしれません。

でも よく見ると けっこう かわいい花だし、

群生していると 日の光に照らされた花は 輝いて 

ちょっと 目を引きます。

都会生活では 「 湿気を帯びた場所 = ドブ ・ 側溝 」 と 何となく 陰気なイメージがつきまとい、

そんな場所に生えている草も 陰気で あまり触りたくないような・・・。

でも 山歩きをして 自然に親しんだり、 ログハウスを建てて 田舎暮らしを始めたりすると

そんなイメージも 変わってくるものです。

だから 春 湿地で ひっそりと 地味に 花をつける ネコノメソウも 愛おしく 感じるようになります。

定年後に 田舎にログハウスを建てて 移り住まれた みなさんが

何にでも興味を持って いろんなことに挑戦され、 そしていつも 目を輝かせているのを 見ると

「人は やっぱり 田舎で 自然に親しむことが 大切なのだ! 」 と 実感します。

[ ログハウスで自然暮らし 10.04.14 ]