野生ザルの足跡

 

 

雪の上の足跡、 よく見ると 小さくてかわいい 指の跡が ついている。

野生のサルだ。 2~3頭の姿も 確認できた。 

 

登山口を教えてくれた男性が 言っていた、

「 20~30頭の サルの群れに 出会うかもしれないけれど

 こちらが 何もしなげば 向こうも 何もしないからね 」  と。

 

彼らは 鳴き声を 交わしながら 少し前方を 山の上へ進んでいく。

多分 こちらの姿を見つけ、 警戒しながら 上へ移動しているのだろう。

 

 

以前は 旅の途中で 野生のサルを見つけたりすると、 珍しくて 車を止めて その姿を眺めたものだった。

その後 山歩きをしているときに たまに出会うことがあり、 少しずつ 野生のサルの存在に 慣れてきた。

 

ログハウスでの 週末田舎暮らしをするようになって、 野生ザルは とても身近になった。

雪の上で 彼らの足跡を 見つけることは 多々あるし、 姿だって たまに みかける。 

 

サルに 野菜や果物などを 食べられた話もきく。

さすがに 今のところ ログハウスの中まで 入ってきたことはないが、

山奥の温泉に行ったときに 「猿が入ってくるので 窓を開けないでください」 という 注意書きを 見たこともある。

人間と野生ザル、 お互いの距離が近くなりすぎると いろいろトラブルもおこるものだ。

 

野生動物が 近くにやってくると うれしい気分にはなるが、

やっばり 彼らには ある程度 人間に対しての警戒心を 持ち続けて もらいたい。

 

 


[ ログハウスで自然暮らし 10.02.24 ]