冬への備え

12月の里山を 歩いていたら

足元に 山栗が たくさん 落ちていた。

栽培の栗とは異なり 山で自生している栗は とても小さい。

そんな小さい イガグリの中は みんな 空っぽ ・・・

ここで暮らしている リスやクマなどの 生きものたちが

雪の季節に備えて 運び去ったり 食べたりしたのだろう。

時々 山の実りが 不作になる年がある。

そんな年 秋の山里では クマ出没情報が飛び交うが、 今年は あまり聞かなかったような 気がする。

そういえば 落ちているヤマブドウやブナの実も わりと見かけた。 

森の生きものたちは 今年は 十分に 山の恵み食べ、 そして 冬を乗り切る蓄えが できたのだろうか。

暖かいログハウスから 寒い外を眺め、 やってくる厳しい冬と 森の生きものたちのことを 想った。 

[ ログハウスで自然暮らし 09.12.15 ]