ログハウスにも案山子?

 

「 案山子(カカシ) 」

昔は どこの田んぼでも 秋になると 彼らが 活躍していた。

最近は その姿を 田んぼで 見る機会が 少ない。

米どころ新潟でさえ その状況なのだから

都会に住む子供たちは 案山子を本やテレビで見たことはあっても

実際に 田んぼで 活躍している姿は 見たことがないかもしれない。

新潟の田んぼで 数年前までは 顔がマネキン人形の案山子を

よく見かけたが、 最近は それも 少なくなった。

ログハウスでの田舎暮らしをするため、 あるいは 山や秘湯に出かけるために 田舎道を走っていると 

時々 正統派、つまり 顔に 「へのへのもへじ」 と書いてある案山子に 出会うことがある。

その多くは 田んぼではなく、 お店の入り口で 店番をしている。

いつのまにか 案山子たちは  田んぼから 商業地へと 進出していたようだ。

そのうち 一般家庭にまで進出して

ログハウスの玄関先で 客人をお迎えする役目を 任された案山子たちに 出会うのかもしれない。 

 

[ ログハウスで自然暮らし 09.10.02 ]