7月になったとはいえ雨が降れば涼しい日も多く、
山間部では朝晩は涼しいを通り越して肌寒かったりして
「朝晩はストーブのお世話になった」という話も届いています。
恒温動物である人間にとってこの程度の寒さはまぁガマンするか
少し着込むかすれば良いわけですが、
体温が外気温の影響を受ける変温動物は
気温の低下とともに体温が下がってしまうと動けなくなります。
だからこの時期、雨上がりの晴れ間とか朝太陽が昇って少し暖かくなってくると
道路(アルファルト)とか岩の上で日向ぼっこしているヘビやトカゲの姿をみることがあります。
車に轢かれてしまったヘビを見ることもあって
「どうして逃げなかったんだろう」と不思議に思いますが、
彼らは動きたくても逃げたくても体を動かすことができずに
惹かれてしまったのでしょう。かわいそうですね。
岐阜県のセルフビルダーさんが出あったヘビも日向ぼっこ中だったのでしょうか。
「バイクで帰宅中、あまり好きでない方も多いと思いますが、
道端に真っ黒な蛇がいたので写真に撮りました。」
「見たことのある方もみえると思いますが、
私は生まれて初めて見たのでとてもびっくり、感動しました。
自宅に帰ってから調べてみたところ、分類としては『シマヘビ』のようです。
シマヘビは茶色と黒のしま模様のものがほとんどですが、
まれに黒化した個体が見つかるそうです。
お金の神様といってもあまり気持ちの良いものではないかもしれないので、
嫌いな方みえたらごめんなさい。
このように シマヘビの黒化した蛇を『カラスヘビ』というそうです。
シマヘビは無毒ですが、
『マムシ』や『ヤマカガシ』など毒をもったヘビも黒化することがあるらしいので
黒いからシマヘビだ、と決めつけない方がいいようです。」
このセルフビルダーさんはやさしい方だったので惹かれずに済んで
ヘビさん、良かったですね~♪
自然豊かな地域のログハウスでは薪小屋などに「ヘビ在住」ということも よくあります。
彼らがいることでネズミが増えすぎないのかもしれませんし、
同じ自然界の仲間として上手に共存してくださいね。
[ ログハウスで自然暮らし 15.07.09 ] Kiitos Log House