100万株の福寿草

 

4月に入って 少しずつ雪国にも 本格的な春がやってきています。

 

 

ここ、福島県喜多方市山都町の沼ノ平では

福寿草が 見頃を迎えています。

 

昔 田畑があった所、 今は小さな黄色の花に覆われて

普段はひっそりとしている山里に

福寿草の花を見に 多くの人が訪れていました。

 

 

「多くの人」 といっても、 静かな山里のことですから 見学者でごった返すということもなく

都会の基準からすれば  「人が少なく」、 静かに ゆっくり 花をめでることができます。 

 

訪れた昨日(4/7)は 曇り空、 そのうち 春の雪が 舞ってきました。

 

「4月なのに雪だよ。 本当は 晴れると花がもっと咲いて いいんだけれどね。

でも夜間に20cmくらい積もった時が 一番美しいんだよ。 雪の中から 黄色の花だけが 顔をのぞかせるから。」

地元年配者が ちょっと自慢そうに 見学者たちに話しているのが 微笑ましかったです。

 

日頃から 保護活動をされている方々によって 美しい群生地が保たれ、

そして 「福寿草まつり」に 外から多くの人が訪れることによって 地域の活性化につながる。

すてき自然暮らしですね。

 


[ ログハウスで自然暮らし 14.04.07 ]      Kiitos Log House