各部の仕上げを進めるなか、予算不足で買えなかった窓を自作しました。それとなく、窓らしく見えますね!


キッチン窓


ログハウスの部材費はキットに含める窓や扉の数によって大きく変化します。

小生はプランニング当初、なるべく窓を多くして明るい内部にしたいと考えました。
しかし、見積額は当然高額になり、予算との折り合いがつきませんでした。

キートス担当者のコストダウンアドバイスを参考にして、窓を減らしたりアルミサッシのテラス窓を採用したりして、何とか予算内にまとめました。

でも「どうしてもキッチンに窓が欲しい」とのカミさんの要求に、窓本体は 後日何とかするとして、とりあえず窓の開口だけ開けてもらっていた部分がありました。

後でキートスにお願いをして窓を取り寄せるか?
地元の建具屋さんにお願いして作ってもらうか?

実はいろいろ紛糾し、結局「後日何とかする」は何ともなりませんでした。
(キット発注時にお願いするのが一番低コストなようです)


自作の窓


そこで、残された方法は自分で作るしかないと悟り、準備を始めました。

まず、窓で一番大事なガラスを手に入れようと近所のガラス屋さんに行くと、 いろいろと話はしてくれましたが、結局ガラスだけの販売はあまりしたくないように受け止めました。

ガラスの流通形態や価格設定は、ガラスなのに極めて不透明に感じました。
(あくまでも私感です)

そこで、困ったときのネットオークション。
やはりあるんですねー!

こちらは寒冷地のため「ペアガラス」で検索すると、何点かヒットしました。
でもサイズが合いません。

何度か検索して、一ヶ月ほど後に何とかサイズが合いそうなペアガラスが出品され、落札しました。

ガラス屋さんで聞いた値段の約1/15ぐらいでした。

ガラスと窓枠サイズに合わせてガラスを納める障子?部分(内側)を、床材と巾木材の残りを使って製作しました。

ペアガラスは3o+12o(空気層)+3oで合計18o程度の厚さです。

次の写真は、ペアガラス、障子部分の枠、外側の窓枠です。


mado1.jpg mado2.jpg

そして障子枠にガラスを納めているところ。


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ガラスのサイズがちょっと不足しているため、横はぴったしですが上部に12cm程度の隙間があり、この部分は天井材の余りで化粧しました。

障子と窓枠を蝶番で合わせているところです。


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一応、蝶番の上部はキットに付属してきた窓の真似をして、アルミ材で水切りをつけています。

一年近くコンパネで塞いでいた開口部にやっと窓が入りました。


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外から見た感じも、何となく堂々とした立派な窓に仕上がりました。

蝶番上部の水切りに使用したアルミ材は、ホームセンターで「絨毯の端押さえ」として売られている物です。
巾3.5cmぐらいで、若干の角度がついていてアングル材のようになっています。

キットの窓に付属してくる窓下部用の水切り鉄板は結構ゴツイので、小生は 下部の水切りにもこのアルミアングル材を使用しています。

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