基礎工事着工前の地鎮祭・・・家族だけで、厳かに、そして慎ましやかに
岩手山、八幡平、前森山、そして大地主の神々に工事の無事を祈りました

 

地震際について


12月の着工前に地鎮祭を行うことになり、11月30日基礎工事の打ち合わせを兼ねて現場へ。

普段は神事、仏事に対するこだわりは殆ど持ち合わせていないけれど、こんな時だけは妙に心配になってきますね。

やはり、けじめとして地鎮祭を行うことにしました。

まずは、またまたインターネットで「地鎮祭」を検索、結構色々なHPがヒットしました。

中でも地鎮祭の神道上の位置づけや意義から始まり、式次第や祭典会場の様子など非常に詳しく、かつわかりやすく解説しているHPがあり、大変参考になりました。

ただ残念ながらリンクや転載がフリーではないようですので、ここでは紹介しないことにします。

そして偶然にも、またまた茜プランニングさんのhpで比較的庶民的な地鎮祭の実施例が掲載されており、大いに参考になりました。

以下に、茜さんのHPからコピーして一部抜粋した地鎮祭の祭典次第を示します。

1.祭壇・出席者をお清めします。

2.神様をお招きします。

3.施主の氏名・土地名を神様にお知らせし、土地に手を入れる事のお許しと、工事中の安全・施主様の家内安全をお願いします。

4.土地を塩・お酒・水でお清めします。

5.施主が「鎌入れ」・工事代表者が「鍬入れ」を行ないます。

6.参加者全員が順次、神様にお祈りをします。
神式: タマクシを祭壇にお供えし、パンパンです。

7.神様をお見送りし、お酒で乾杯します。

これらによると、ポイントは2点あるように解釈しました。

まず、「神様を祭典の場にお招きする」ところと、祈願を終え「神様にお帰りいただく」ところのようでした。

小生は神学を修めた者でもないし、修業を積んだ者でもなく、神様や仏様を 現場にお呼びすることなどできる立場ではなく、これはやはり神や仏に仕える 神主様やお坊様にお願いしないといけない事だろうと思いました。


家族での地鎮祭


我々だけでできることは、神々が鎮座している周囲の山々や森や木や地に向かい、工事着工のお許しと工事中の安全を祈願することとしました。

お供え物はかなり省略してしまい、家の中にある物で間に合わせました。

本来ならば尾頭付きの赤い魚(鯛など)や野菜、鯣などもお供えするのが一般的なようです。

我々の行った地鎮祭の祭壇には酒、塩、水、米、昆布、そして赤いリンゴのみ・・・。神様ゴメンなさい。


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祈願の後、酒、塩、水で土地と建物部分の四隅を清め、その後、鎌入れを行い、玉串を捧げ、カミさんと乾杯のまねごとをして、無事、コンチネンタルな地鎮祭は終了しました。

(実は、鎌も玉串も準備しておらず、鎌は太めの枝木で、玉串は赤松の枝で代用しました。神様、またまたゴメンなさい)

でも、これはホントの話ですが、この日は朝から曇りで岩手山は見えませんでした、が、この地鎮祭の後だけ、少し雲が割れて山の稜線を見ることができました。

「きっと神様に届いたんだなー」
「お許しくれたのかな?」
って、カミさんと しみじみ余韻をかみしめた印象が残っています。

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