外付けバスルームの風呂場部分を作製中です。
ハーフユニットバスの収まりや防湿対策等、ホントにこれで良いのかな?


ハーフユニットバス


風呂はハーフユニットバスの 0.75坪(1200×1660)タイプとしました。

「ちょっと小さいんじゃない?」との指摘を沢山いただきました。

が、実は小生もカミさんも風呂への”こだわり”は殆ど無く、どんな風呂でも入った後は「あ〜、気持ちイー」となるので、この程度の大きさにしました。

加えて、小生の前世は「カラス」だったのか?長風呂が苦手で、10分も入っているともう充分なのです。

また、近郊には山の温泉地が沢山あるので、大きな風呂に入りたいときはそちらに行けば良いでしょう。

ハーフユニットバスの施工法についてはあまり多くの資料を見つけることが できませんでした。

とても参考になったのは、夢丸から出ているシェルパ齋藤さんの「野宿の達人家を建てる」でした。

コンパネで内壁を作り、さらにビニールシートで壁面を覆って、防水・防湿壁にし、その上に仕上げ壁を施工する方法を参考にしました。

キートスマニュアルではビニールではなく、防水紙による施工が指示されています。


浴槽の設置


まず、風呂場のログ壁側に45×45材で壁枠を作って、念のためキシラデコールを塗りました。(セトリング対策に注意が必要です)

これにコンパネを張って風呂場壁にしています。


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ログ壁と風呂場壁には10cm程度の空間層を設けて湿気が逃げられるようにしています。

外付けバスルームのログパネル壁側には断熱材を入れ、同様にコンパネで壁を作りました。

コンパネ壁の表面にもキシラデコールを塗って防腐対策としましたが、どの程度効くかは?です。


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天井も45×45材で壁枠を作り、コンパネを打ち付けてキシラデコールを塗りました。

風呂場天井のみスライドしない固定式の天井となりました。
その分高さが多少低いですが、防湿等の利点の方が勝と思います。

また、これによりダクトスペースなども確保でき、キッチンからの排気ルートも確保できました。

ユニットバス土台部分は土間からコンクリートで打ち上げ、床面とバス入口のレベルを合わせています。

また、土台中央部には350mm幅ぐらいの配管スペースを設けています。


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そしてこの壁面にビニールを張り防水壁としました、が、この辺から多少の迷いが 出始めました。

キートス担当者によると防水にビニールを使った例は無く、むしろ湿気が逃げずに悪影響かも?とのこと・・・。

んー、と迷っている間に一ヶ月ぐらい経ってしましました。

結局、シェルパ齋藤さん方式、およびキートス方式の両方を採択して、ビニール壁面の上に厚さ3mmの耐水ベニヤ板と防水紙を貼り、最後に仕上げ材を張り付けることにしました。

結局、お風呂場の壁は、仕上げ材(ログボード)>防水紙>3mm耐水ベニヤ>10mmぐらいの空気層>ビニールシート>12mmコンパネ壁となりました。

ちょっとやりすぎかもしれません。


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2人掛かりで、やっとのおもいでハーフユニットバスを背面壁部分から入れて、足の部分をモルタルで固定しました。

ハーフユニットは、調べた範囲では INAXとTOTOから発売されているようです(他にもあるかもしれません)。

INAXの同サイズモデルは水栓金具や風呂蓋なども付属しており、トータルでは 経済的なようです。

小生はTOTOのモデルを 購入しました。
蓋や金具は付属しませんが、浴槽が少し斜めに配置されており、全体的に曲線的でやわらかいイメージが ありました。

また、入口のアルミ折戸はINAX製を購入しました。
TOTOのバスユニット入口部分でも良好に収まっています。

ハーフユニットの壁立ち上がり部分に、上述の3mmベニヤおよび防水シートをかぶせ、この上から仕上げ材を貼り付けしています。

まだ全体は完成していませんが、迷った風呂場仕上げも何とか先が見えてきました。

また、仕上げ壁用の塗料はミヤキの「木肌一番」をインターネットで検索して購入しました。
4Lで15,000円ぐらいしますので、かなり高い感じがします。

でも、複数の塗装屋さんが口をそろえて「風呂は木肌一番」と言っていたので たぶん大丈夫でしょう。

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