8.屋根下地、外壁塗装、屋根仕上


面戸板−屋根野地板
(キートスによる作業)




2020年11月24-26日、キートスさんに屋根野地板までの施工をして頂きました。




垂木の残作業




面戸板の取り付け




屋根野地板施工
(全てフィンランド無垢板)




破風&鼻隠し板の取付け




作業を終えたキートスの施工サポート隊は新潟へ帰って行きました。

後日、近所のおばさま、おじさま方がキートスさんの作業の様子を語ってくれました。

屋根の作業を見てた人は「まるでスパイダーマンで、とにかく動きが素晴らしかった」と。

カナヅチの音を聞いていた人は「まるで歌と調和してるみたいで、普段の音と全く違うね」と。

なんか、相当褒め言葉を頂きましたよ。


天窓の取り付け


11月29日、 ログハウスは野地板まで貼るとかなり家らしくなりました。

今まで計画通りにいかない場合は地元業者さんのサポートを時々頼んでましたが、業者さんは思い込みがかなりあるし、進み具合も友人とやった場合と比較するとだいぶ遅いし、業者サポートは要らないと判断。
しばらくは私の友人らと頑張る予定です。

さて、今日の作業は屋根てっぺんの開口部に雨が入らないように防水シートをかけることと、天窓の設置、正面妻壁のパネル貼りです。

まず、天窓の設置。

キートスさんに教えてもらった通り、墨出しして丸鋸で切る!
(キートスさんが屋根下地作業をしている時に現場に一日出向き、天窓の取り付け方を教えてもらいました)

屋根は怖え? でも意外と平気でした。




3箇所の開口をして、VELUX社の天窓を設置しました。

VELUXのネジは貧弱で、インパクトで止めようとするとすぐネジ山が削られましたが、バールでネジ取って修正しました。

これでとりあえず屋根仕上げ用の防水シートが敷けるようになり、屋根屋さんの施工待ちです。

次に、屋根上部の開口箇所を防水シートで貼ります。

いやあ、やはりてっぺんは怖い。
友達からは「俺がやるよ」って言われましたが、彼には壁パネルの仕上板切りと嵌め込みをやってもらいます。

壁パネルの前に、まず透湿シートだけは2人作業でやりました。

既にかかっている垂木が邪魔してなかなかタッカーで止められないので、一旦内部に引き込んでからタッカーで留めました。

屋根の開口部隠しは1人作業です。
「もし私が落ちた時は躊躇しないで救急車ね」と一言いって登りました。




風が少々強いのと、山からの雪が飛んでいるので、時間かけても慎重に。

友達は業者サポートと違って、ちょっとでも疑問があったらすぐマニュアルを見て確認するので、安心して任せてます。

壁パネルも最後まで終わり、今日はこれから部材調達で買い出しするためここで終了。




本当はTボードの取り付けまでしたかったのですが、次回集中して実施することと、来週は家族初の共同作業で塗装予定です。

と言っても進まないだろうから、また友人の力を借りる予定ですが。


外壁塗装


12月5日(土)、娘が塗装をしたいということで、施工の進み具合を犠牲にしてログハウスの外壁塗装をすることにしました。

塗料はキシラデコールの107番(マホガニ)。
本当はもっと薄い色にしたかったのですが、ログの黒ずみを隠すために濃い色をチョイス。

今日は失敗ありきで家族で塗装します。
でもみぞれが降っているので、遊び程度の作業となりそうです。




「色がだいぶ薄い」と感じてましたが、お構いなく塗り続け、7段目くらいまでを一周完成。

せっかく家族で那須に来たので、今日は観光して東京に戻ります。


さて、翌12月6日(日)。

昨日の遊び程度の塗装がどのくらい色付いてるか楽しみに出かけました。

いつもの友人と那須に到着し、友人からの一言、
「キシラデコール、ちゃんとかき混ぜた?」
「もちろん、かなり振ってかき混ぜたさ。」

youtubeで学習した友人が試しに手本を見せてくれました。
缶の中に棒をツッコミ、ホジホジ。
さらにカンごと激しく混ぜ混ぜ。
そして塗装すると、昨日と全く違う色に変わりました。

昨日の作業は本当に遊びで終わったみたいです。
まあ、娘が喜べばそれで良し。

友人がリカバリしてくれます。




途中のホームセンターではハケしかなかったので、午後から別のホームセンターに行って塗装用スポンジを買って作業効率を上げます。

私は2Fテラス窓の切り抜きやTボード部材の探索、ロフトに床を敷くための部材整理をしてました。




今週は塗装方法も分かったし、Tボードの部材も見つかったので、来週は段取りを練って一気に取り掛かる予定です。


屋根抜き煙突


12月13日、屋根工事前に煙突設置をするように念押しされておりましたので、煙突の取り付けを優先に実施します。

想定では3時間くらいあれば終わる予定。

煙突の周りに不燃材をつける必要があるので、ケイカル板をネットで購入して500mm角の空間を作ります。

垂木との間に隙間ができるので、余材で埋めます。




事前に寸法測って切断したのですが、実際の現場合わせでは数ミリ合わなくて何度も切り直ししました。これが一番時間がかかってしまった。

次に屋根に上ってフラッシングの設置位置を測ります。

ここで大変な誤りを起こしてしまいました。
フラッシングの位置を計算違いし、屋根下側に100ミリ程度下に設置して煙突を付けて支え足を接続。




ここまで6時間くらい費やしてます。

余裕かまして写真撮りに行ったら、煙突が傾いていることに気づきました。




修正するにも日がだいぶ沈んでいるため、残念ながら煙突作業は完了しませんでした。




※煙突の修正は後日、屋根やさんが仕上作業時にしてくれました。


建具取付板


12月20日(日)、友人と2人での作業です。

今日は風が強いし、雪も少し積もっています。

外でも暖がとれるように外用のストーブを買ってきました。
でもまあ、作業途中で火が消えるから、買っても意味ありませんでした。

さて今日は、友人は塗装、私はTボード作成作業です。

窓枠になるログの一部がカットされてないので、その切り落としから。
2箇所あるけど結構体力使います。

Tボードの作成は、ログの窓用開口サイズを測ってから、溝に入れるための部材をカット。




事前にキートスさんに確認して、上部のログを落とした場合はセトリング用にTボードの溝の部分を残しておくとのことでしたので、そのようにしてます。




全てのTボード作成が終わり、断熱テープを貼って、いよいろログにはめ込みです。

Tボードの下だけをログにビス溜めするのですが、 90mmビスは途中でインパクトドライバーのモータが焼けました。
充電式で14.4しかないのと、トルク不足でモータが逝かれたと推測します。

予備のインパクトは今日持ってきてないので、ここで断念。

ただ、Tボード下部をログに留めても上部はログに止めないからブランブラン状態になります。なので今留める必要なし。




途中から塗装に切り替えて、作業は終了しました。

ただ、気温が低い時期の塗装はきついです。なんせ塗料がぜんぜん乾かない。


屋根仕上


12月18日、屋根のフェルトをしてもらう予定だったので那須に出向きましたが、雪のため業者さんの作業は延期となりました。

しかし現地に着いてみると、フェルトはしっかりやってもらってるようです。
誰が?




どうやら、元々屋根仕上を予定していた地元の業者さんが前日に貼りに来たらしいです。

この業者さんには11月下旬までに見積もりと日取りを出してもらう予定でしたが、こちらから催促しても音沙汰ないので、キートスさんの知り合いの屋根屋さんにお願いました。

余計なことをしてくれたものです。
ただ、フェルトのお陰でとりあえず雪や雨はしのげているので、結果としてはOKです。

その後、新潟から業者さんが来てくれて、年末で屋根仕上が終了。
非常に助かりました。




屋根が終了した次の日から雪が降ったりして、最高気温が毎日0度近くです。


窓の化粧板&電気配線


2021年1月12日

塗装は年末年始も頑張り、正面側の足場がなくても塗装できる部分以外は3回塗りが完了。

基礎にはテラス根太受け材の取り付けをしました。




窓の取り付けも進んでいます。

正面ドアはセトリングスペースが35mmしかなかったので、追加で開口しました。




土台材ではなく、ログ上部を切り落としました。
(理由は、玄関土間を作らずに玄関床は室内とフラットにするため)

窓の化粧板は東京の家に持ち帰って、白に塗装しました。
(キシラデコールのワイス)




背面側妻壁のみ化粧板を取り付けました。




アンテナの調査も完了です。
妻壁に埋め込む予定なので、方角・高さを決めました。

この部分の壁板は、後日メンテナンスで外せるようにビス止めにします。





1月17日

足場解体を1月下旬に予定しているので、足場がないと困る箇所は一通り終えて、塗装も正面以外は3回以上しました。

外部化粧板の取り付けもドア以外は完了です。

ただ、数カ所はコーキングが終わっていないので、次回忘れないでやる予定です。

正面ドアの設置は後回しにする予定ですが、枠の取り付けは事前にやっておくと手の空いている人でもできると思うので、ドアと枠を分離しようとしました。

が、これが苦戦。
その後キートスのNさんにドアと枠の外し方をアドバイスしてもらいました。
やはり、ドアノブを回さないと外れないやつでした。

電気配線も進めています。
来週には断熱材を妻壁パネルから詰めていく予定のため、電気配線をしておかないと進まないのです。

各電気穴にはすでに呼び線を3本通してます。

ロフトは、クーラー、屋内コンセント、屋外コンセント、ライトで4系統と、テレビアンテナとLANを一つの配管で通す予定。

ただ、背面側の電気穴はダボを打ってしまったので、ルート検討中です。

来週もあまり作業できそうにないのですが、せめては電気配線と断熱材の詰め込みは完成させたいところです。

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