10.完了検査の後

 

完了検査


表題登記が完了して主要な箇所は終えているので、完了検査申請の依頼をしました。

今から思えば申請は自分でやれば良かったと思いますが、独立して間もない個人の設計事務所が「実績を作りたい」とのことで、完了検査だけお願いしました。

建築確認申請時はキートスさんにお願いしてスムーズでしたが、この設計士は「図面をCADでほしい」とか「換気扇が申請時のモノではないため、風量の計算が必要だから変更手数料がほしい」とあとから言ってきて、しかもお願いしてから3か月後にようやく完了検査が終わりました。

ここまでかかった理由は単に他のユーザを対応していたから、、、とのことでしたが、完了申請をお願いした理由は早く検査を受けて気分的に楽になりたいからで、お金を払ってまでお願いする内容ではなくなりました。
結局損でしたね。

8月下旬の段階で私が痺れを切らせ、「9月中旬までに完了しなかったら依頼は取り下げる」と言ったらすぐ実施しました。(検査日は9月14日でした)

個人相手だからかなり舐められていると感じましたが、こういうところを最初に見抜けなかった私のせいなので、勉強と思い納得しています。




ここで、アドバイス!
「建築確認をとっているのなら完了検査の申請は難しくないので、そのまま自身で実施しましょう。」

完了検査申請後にアポイントを取りますが、だいたい1週間後以降で検査予約ができます。

検査されるポイントは、
・基礎の配筋状況の写真
・換気扇位置(表題登記時は必須)
・警報機(表題登記時は必須)
・階段の手すり、ロフトの手すり
・下水関連の質問(うちは浄化槽タイプ)
・デッキに上がる階段(仮階段をつけていたのですが、固定していないとダメらしいです)




うちは室内階段の真上に煙突があり、それが邪魔だったのですが、特に何も言われませんでした。


ロフトの柱立て


完了検査が終わったので、仕上げ作業を再開。

棟木を支える柱をロフトに立てます。

外の丸柱と比べて室内の角柱はそんなに重くないのですが、3人で設置しました。




柱のダボを棟木の穴に入れた後、柱下からジャッキボルトで固定するのですが、ネジが回らず、しかも工具を忘れたので、柱を押さえててもらいつつ、私はコメリに行ってモンキーを買ってきました。


ドアの化粧板


化粧板の色は「白」に統一しています。

外側の窓とドアの塗装は「キシラデコール・ワイス」です。
外壁は高いけど油性で比較的長持ちがいいものにしています。

内側は大日本塗料の「ノボグリーン・白」で塗装しています。




化粧板を塗装した理由は、ドアや窓を少し強調して存在を示すため。

それと、大きな理由としては、化粧板を外に放置していたのでかなりの枚数が日焼けしてしまったためです。

後者の理由が一番大きいです。

ドアなどもいつかは白に塗る予定ですが、時間かかるので今は化粧板のみ。





化粧板の加工


化粧板の加工はルータ、トリマーで板の端を枠に合わせて削っています。

8mmの皿取りでビス穴を開けて、最終的にはダボで埋めてサンダーでペーパ掛けして再塗装する予定です。

取り付ける上で一番難点なのは、化粧板を取り付ける調整板の加工です。
間仕切りの壁が微妙に曲がっているので、調整板の厚みを上から下にかけて調整加工していきます。

加工は基本的にカンナ、ノミです。

調整材の1面は表に見えるので、最後に超仕上げするなら良いカンナを買った方がいいでしょう。

別に超仕上げしなくても塗装でカバーできるんですけどね。



トイレ化粧板


化粧板同士を45度で付けてみました。
板同士の接合は最後に少し再塗装するので目立たなくなります。

ドア枠に合わせて端を加工、ひょうたんビットで削っています。




枠は基本的にひょうたんビットでトリマーしてます。

こちらはルータビット↓




ルータはトリマーと違って力があり、加工するのに台やスペースが必要なので使いませんでした。(結構高いからもったいないけど仕方がない)

トイレは仕切壁の施工時に、防音・遮音シートをつけて完全プライベート空間を保っています。(セトリングスペースがあるから完全とは言えないですが)

シートを付けるとホント全く音が聞こえない。
大音量でトイレに携帯を置いてみたのですが、効果は絶大です。



浴室入口ドアの化粧板


ドア開口位置の関係で左右の化粧板は大きさが異なるため、上化粧板との接合は45度ではなく平坦にしました。



取り付け前



取り付け後



浴室の化粧板


浴室はユニットバスを採用しており、ユニットとの隙間は18mmの奥行き160mmほど。




予備のログが余っているのでそれを掘っていこうとしたのですが、かなり大変なので、ホームセンターにいって手軽に買いました。

ただ、19mm厚しかなかったので、1mmほどでカンナで削りました。






室内階段


薪ストーブ設置場所を当初予定より変更したため、階段と煙突が重なってしまいます。




そこで、階段を新しく作り直すことにしました。

柱は余材では調達できなかったのでホームセンターで買いました。
赤松材がなかったのでヒノキです。

階段の構造は、1F入り口から、直階段2段、周り階段3段、直階段5段、踊り場から2Fに上がります。段鼻は30mm。

Webでよく見るような、見た目シンプルで美しくしようとしたのですが、どうしても強度が心配だったので、廻り階段も側板をつけてます。

できる限り支給材を流用してます。
最終的には、柱、踊り場、回り階段は別途買いました。

机上で計算して原寸図を書いてます。
それに合わせて切り込みをしていきます。

同一の高さにするため、切り込みは柱を並べて高さを合わせて欠いていきます。

丸鋸ではどうしても歯の厚さによってずれてしまうので基本的には手鋸で切って、そのあとノミで削ります。

節があるところはキリで節を取らないとノミの歯が欠けますので注意。

あと墨線はあとでカンナで綺麗にするので残しておきます。




丸鋸ではやるなら削る高さを設定して何度も切り込みを入れて割っていく方法ですかね。ただしそれをさても最後はノミで仕上げをしないと汚くなります。

施行中の写真を撮っていないので、完成形はこれです。




ビス止めしてるところはやがてはダボで埋めていきます。




スイッチの位置を階段側に移設しました。電源ケーブルも後ほど隠します。

隠すついでに、ケーブルが見えてるあたりにコンセントがあると便利そうなので増設しようかなあ。(増設したら階段の見栄えが悪くなりそうですが)

階段柱にはセトリング用として金具をつけてます。

ささらは元々あった側板を加工しました。




元々の階段のビス穴を避けたり、厚みが32mだったので2mm削って既存階段用の穴を消したりと、結構大変でした。

踏み板は40mmありますが微妙に反っているところもあり、カンナでできる限り水平にしました。



フィンランドの分厚い踏み板




階段手すりは後日設置予定

 

セルフビルドをして


手すりなどの残作業もありますが、ログハウス建築はとりあえず一段落というところでしょうか。




後日手すりなどが完成したら改めて紹介するとして、ここまでのセルフビルドを振り返ってみました。

感想としては、家を建てるのに大部分は時間があればセルフでできてしまうこと、業者にお願いしてしまえば綺麗にすぐできるのでしょうが、自分たちでやるから納得するし、業者にお金かかってない分、設備費用などに充てられるし、時間にゆとりがあるならすべて自分でやりたかったくらいです。

まあ、きつかったり時間がなかったら業者にお願いすることを考えていましたが、だいたいは自分たちでやれたと思っています。

私のセルフビルドに協力してくだった方たちですが、最初も今も変化せずです。

一人は会社の同僚。雑ですがなかなかいいやつ。

あとは学生時代の友人。几帳面ではあるが抜けもあるという人間性。

みんな職人ではないので、素人ながらよくやっていると思います。
ほぼ毎週のようにきてくれるので、どれだけヒマなんだって思いますけどね。

建築を期に友人たちは自前の道具を揃えてくれました。
マンション暮らしの彼はマンションでDIYやるなんてあまり想像できません、完全にムダ金なんですね。

また会社の同僚も手伝ってくれるので、非常に感謝しています。

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