1.憧れのログハウスから現実へ


憧れのログハウス


当時、私たち家族は住んでいた神奈川から、地元の新潟に戻ってそろそろ3年というところで、自分たちのお家を建てよう!と何軒かモデルハウスを見学していた頃でした。

夫婦二人とも学生だったときから、映画や雑誌でログハウスやティンバー建築のお家を見るたびに、いつか住みたいね、と憧れていた私達は、10年経っても北欧風の雑貨や家具などを好んでいました。




私(妻)の父も、若いころからログハウスに興味があり、小さいころから本棚に『夢の丸太小屋に暮らす』が置かれていましたので、絵本がわりに読んでいました。

そして、私たち二人とも「新築のときがピーク」という家ではなく、「経年変化を楽しめる家」に憧れがあったのです。

そんな私たちですから、ログハウスが候補にあがったのも、自然な流れでした。

県内にある他のログメーカーに見学に行き、木に包まれた空間がとても心地よく、二人とも一般住宅はもう考えられなくなってしまいました。

…でも、ログハウスってとても高価なものですよね…。
予算との折り合いがつかず、諦めかけていました。

ある日、偶然夫が、インターネットで検索していたらセルフビルドを応援しているログハウスメーカーのサイトを見つけました。




一緒に見てみると、そのサイトの面白いこと!

お家を建てた方たちのセルフビルド記、各ログハウスの間取りや写真など、何日もかけて隅々まで読みました。

ログキットの販売価格も載っていて、もしかしたら私たちにも手が届くかも!と夫の目がキラキラしていたのを覚えています。


セルフビルド応援のログメーカー


そのログハウスのメーカーの住所が新潟で、それも私達の住んでいるところから車で15分とかからないところにあるというのも大きな魅力でした。

そして、よくよく考えてみれば、夫も私も、生まれも育ちも新潟市なわけで、小さい頃から何度もキートスさんの事務所やモデルハウスを目にしていました。




昔から「あの建物は何だろう」と車窓から思っていたので、「ああ!!あの建物はログハウスメーカーだったのね!」と思いました。

返送分の切手を同封して、早速カタログを取り寄せたところ、味のある冊子が届きました。

それからは毎日何時間も額をつき合わせてカタログを眺め、夫婦で話し合いを重ね、ついにキートスのドアを叩いたのです…!


キートスを訪問する


キートスのモデルハウスを見せていただいたことで、どんなログハウスになるのか、また年月が経った家のイメージが明確にできました。




そして、もちろんキートスのNさんのお人柄によるところも大きいです。
不安に思っている細々したことを質問しても、いつも丁寧に答えてくださり、この会社は信頼できると感じました。

家を建てることを考えた当初、セルフビルドは考えていませんでした。

ログハウス、いいなぁとは思っていましたが、セルフビルドのことは頭に無かったのです。

だって、自分でログハウスを建てるなんて、お金持ちが本宅とは別に森の中に別荘を作る…とか、引退した大工さんが技術の粋を集約してすごいのを建てる…とか、そんなイメージでしたから。

でも、HPでセルフビルド記を端から読ませていただき、自宅用に建てられるケースが多いのに驚きました。

そして、セルフビルドをされた方の年齢層も様々で、私たちのように経験のない方も立派なログハウスを建てていました!

次第に、もしかしたら私たちでもできるかな…?と思いはじめたのです。

キートスのNさんに「今までセルフビルドに挑戦した人で、できなかった人はいない」 と言われたのにも大きく背中を押されたのだと思っています。


建築地について


建築地は新潟市中心部の住宅密集地です。

私たち夫婦は中学校の同級生で、地元も一緒なのですが、お互いの兄弟姉妹が首都圏に暮らしているので、どちらの実家にも近い場所を探していました。

どのような家を建てるのかを検討すると同時に、土地探しをしていたのですが、最初はログハウス向きの土地を探していたわけではなかったのです。

たまたま希望条件に見合う土地(準防火エリア)の話があり 、その土地にログハウスが建てられるかどうかもキートスさんに相談しました。


ログキットの決定


その後、ログキットGP-78を基本に、ロフトのドーマーや間仕切壁の追加、外付けバスルーム、そして防火仕様に合わせた変更を加え、2017年3月末、ログキットの仮契約をしました。




(2017年6月5日 製作した模型を持参し、
父と一緒にキートスで打ち合わせ)


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