12.冬眠中ですが、少しセルフビルド


年末になんとか窓の設置、ドア開口部にコンパネで仮押さえ、屋根工事未完成部分にブルーシートを掛け、冬支度としました。

年が明けて、会津地方も昨年同様の豪雪で、外に置いてあった屋根材(フィンランド鉄板)、床材、ドア、階段部材・・・等々すべて2m近い雪の下に埋もれてしまい、4月末まではセルフビルドも冬眠状態です。




正月からは、昨年のセルフビルド頑張り過ぎ(本当は、楽しみ過ぎ)からか、腰痛、肘の関節痛に悩まされています。




よい機会なのでゆっくり休めば良いのですが、 休みの日には家の中でじっとしていられない性分から何度か現場に出向き、雪かきや室内でできる作業を行いました。



屋根の雪降ろし


2月に現地に行き、生まれて初めて屋根の雪降ろしをしました。




フィンランド鉄板未完了部分は天窓や仮足場がそのままだったので、ここぞとばかりに1m以上雪が積もり、落雪した場合、人に当ると危険ですし、足場パイプをも壊れそうでした。




寝泊り小屋の裏の炊事場も雪の重みで崩壊寸前だったので、炊事場の屋根の雪かきもしました。


 

昨年は、寝泊り小屋を作ったときの足場(鉄パイプで自作)が屋根からの落雪で 壊されました。




ログハウスの屋根鉄板未着工部分に積もった1mくらいの積雪は、何とか50cmくらいに雪下ろししました。

初めての屋根の雪下ろし初心者には、傾斜45度はとても怖かったです。


 

でも、来年の冬はもう屋根の雪下ろしをすることもないだろう!?と思い、雪下ろしを楽しんできましたが、腰が痛いです・・・




半日かけておよそ半分ほど雪降ろししましたが、素人ではここまでが限界・・・

その後は管理事務所の方にお願いし、きれいに雪降ろしていただきました。


面戸のカメムシネット


寝泊り小屋で薪ストーブをつけていると、ブ〜ン と聞きなれた羽音・・・

なんとこの雪の中、越冬しているカメムシが数匹小屋の中を飛び回っているではありませんか!

せめてログハウスはカメムシ被害を最小限にすべく、屋根の棟通気部分に続き、面戸板部分の隙間にネットを張りました。

腰痛の私には厳しい姿勢での作業でしたので、右腕奥さんと三男にお任せ!


 

一応、カメムシネットはセトリングを考慮し、余裕を見て張ってもらいました。


屋根断熱材


屋根未完了部分にブルーシートを掛け直し、雨漏りの心配は少なくなったため、屋根断熱材の施工を始めました。




垂木幅に合う断熱材が近くのホームセンターでは入手できなかったので、在来の間柱間隔のものを小まめに切り貼りしています。




ここでも右腕奥さん大活躍!!


グラスウール断熱材なので念のためマスクをして作業してますが、ダースベーダーにしか見えません・・・


天窓の内側加工


天窓の結露防止のため、空気の流れができるよう室内側の収めを行いました。




結構時間のかかる作業でした。


外付け部の梁刻み


雪が解けて、屋根工事が完了すれば、すぐに在来工法での外付けバストイレを設置予定です。




そのための柱・梁の刻みを少しずつ始めました。


輪かんじき


最近はスノーシューというそうですが、昔ながらの輪かんじきを近所の店で見つけたので使ってみました。




寝泊り小屋の裏手にある仮設水道はヒーター付で冬でも水が出ますが、水道までの数メートルが積雪で近づけない状況でした。

でも輪かんじきを履くと、問題なく水汲みができました


は〜るよ来い、は〜やく来い !




自宅のある千葉ではすっかり春めいてきて、例年より遅れたとはいえ梅が満開です。




でも今年の冬は大雪だったうえ、気温が低い日も多かったので、ログハウスのある磐梯町ではまだまだ積雪も多く、雪が消えるのはいつになるのでしょうか。

雪の下に埋もれている屋根鉄板を堀り出して屋根の残作業ができるのは、ゴールデンウィーク頃でしょうか。

早く本格的なセルフビルド作業を再開したいです。

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