1.どこにどんなログハウスを


「 夏、涼しいところで暮らせたらなぁ 」


こんな気持ちからスタートしました。
東京に住んでいますので、もっと北の方か高いところが候補です。

今住んでいる北千住から行きやすいところとして「日光」を思いつきました。
車でも電車でも2時間以内で行くことができます。

初めにネットで物件を探し現地に行ってみたところ、とても住めそうにないところばかり。

そこで、泊まったホテルで現地の不動産屋さんを紹介いただき、おすすめの物件の中から選びました。




きわめてなだらかな南斜面で、大変明るく、気に入っています。

そして、涼しい。

東京の今年の夏は大変な猛暑で35℃超えの日が続きましたが、高度860mの現地では最高気温は25℃以下、最低気温は20℃以下でした。




余談ですが、出来上がったログハウスに家にあった古い温湿度計を持って行ったところ、何時でも22.3℃、湿度75%を示したままなので、てっきり壊れていると思い、新しく温湿度計を買って設置しましたら、これまた晴れても雨でも、昼でも夜でも22.3℃、湿度75%を示しています。

日差しが強い日中にログハウスに入るとひんやりと感じ、肌寒くなった夕方入るとほんのり暖かく、9月に入り夜明け時は16.7度の外気に対し、ログハウスの中は21.2℃、その保温性にびっくりしています。


キートスはネットで知りました。


「カタログ有料」、、、 むっむっ、やるなぁ。との第一印象。

土地を見た帰り道寄ったキットメーカでは美麗な分厚いカタログをいただいたばかりなので、驚きでした。

メールのやり取りもてきぱきしており、好印象。

新潟に行ってみることにしました。

キートスの事務所でいろいろお話をお伺いし、信頼を確信、あとはタイプを選ぶのみでした。

ログハウスキットは、広さと価格でタイプを選びました。

我々夫婦・子供・孫たち含めると今でも12人、年3回ほど大集合していますので、これから増えることも考えるとロフトで10人以上がごろ寝できる広さが 必要でした。




それで、広さのわりに手ごろな値段の「GP-88」といたしました。




広いテラスに憧れ、標準1.5mの奥行を、4.5mに拡張しました。

完成したテラスは孫たちに大評判で、バーベキュー・スイカ割りを楽しんでくれました。




家具つくりの工房としても十分な広さです。


地鎮祭は初めての経験でした。


1230年前に開かれた下野の国一宮「二荒山神社」の神職にお願いし、地鎮祭を執り行いました。

我々夫婦にとってみると結婚後はマンション暮らしなので、初めての経験です。

前日はお供え物の天然もの鯛を購入し、持っていく際に悪くならないよう用意周到に冷凍いたしました。

ところが当日、米・野菜・お酒は車に積んだものの、肝心の鯛を冷凍庫に入れっぱなしで出発してしまいました。

早朝のため開いている店なく、コンビニに入り、神職が「海の物であれば何でも」とおっしゃっていたことを思い出し、おつまみの「するめいか」を滑り止めに確保しました。

「しかし、やっぱり尾頭付きじゃないと神様に失礼だな」と話しながら早朝営業の現地スーパーに飛び込みました。

尾頭付きの魚は唯一、さんま。
迷わず買って現地に急行。

無事地鎮祭は終了し、サンマは神職にお持ち帰り願いました。

鯛は翌日おいしく我が家でいただきました。




当日夜、日光市では記録的な大風が吹いたとのことで、仮設トイレが横倒しになってしまったとのことでした。

サンマを捧げ、神様の怒りを買ったに違いありません。

しかしながら仮設トイレは未使用であったため、翌日職人さんが難なく立ち上げ、その後工事期間中・完成後も無事故で過ごさせていただきました。

二荒山神社の神様は大変心の広い方か、さんま好きの方ではないかと思っています。

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