7.暮らしのための手直し


ログハウス暮らしも3シーズン過ぎると、いろいろと手を入れたくなるものです。

とりわけ、完成直後のドサクサで放置しておいた部分。

気になっていたので、バルコニーにドアを付けるのをきっかけに、手を入れてみました。

ビルダーのみなさんも工夫して手直しされているかと思いますが、もし参考になればと思い、主な部分だけご報告いたします。


バルコニードア




キートスさんに無理を聞いてもらい、フィンランドから取り寄せて北海道の山の中まで届けていただきました。


 

60p×120pの窓を外し、丸ノコでログを部分的に4本切り落とし、セトリング対策を施しながら70p×180pのドアを据え付けました。

化粧枠は外側も内側も、これまでの枠を有効活用しました。


 

短時間でそこそこ綺麗に収まり、建設当初より腕が上がっていることを実感できました。




外した窓は、建設予定の作業小屋で活用しようと考えています。


クローゼット


ロフトのデッドスペースに棚を2つ並べて衣服や山道具を置いていましたが、 所帯じみた散らかり方が嫌で、思い切ってウォークイン風のクローゼットを造ってみました。

道産杉のツーバイ材で骨組みをつくり、北海道カラマツの仕上げ材で目隠しをしました。

ついでに、建設現場からもらってきた廃材で窓も設けました。




半分以上は山道具と山のウェアです。奥の方に客用の布団も入れてあります。




奥の物を取るには、潜るように入っていかねばならない不便さはありますが、 それでも日常生活の「片付き感」を十分に味わうことができ、満足してます。

 


キッチン


流行りの「見せる収納」とまではいきませんが、廃材を使って流しの上に収納スペースを設けてみました。




食器や炊事用具の収納場所が少ない悩みを解消でき、ズラッと並べても「きちんと感」が出せる仕様になったかと思います。




水回りなので慎重に塗装。

上の棚はオイルフィニッシュの後にブライワックスで仕上げ、蛇口付近はウレタンニスで防水塗装しました。


立てかけボード


 

冬は山スキーとブーツが3セット、夏は初心者ながら立派なロードバイク。

場所を取る大物の収納場所として、立てかけボードを廃材で造りました。




ロードバイクは、タイヤを挟んで固定する便利な引っ掛け具で留めてあります。

これもブライワックスを塗り込んであります。

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