7.電気、上下水道、ガス配管工事


掃出し窓が中途半端なまま内装を進めることにしましたが、内装前に電気配線・上下水道の配管・ガス配管を終わらせなければなりません。
その中で電気工事が後々一番の揉め事となりました。

それは後ほど触れるとして、まずは電気工事についてです。

電気屋は以前に複数の電気屋に飛び込みで見積もりを依頼した時に、「自分でログハウスを建てている事に共感した!お金は材料費だけでいいし、ここまで自分でしたのなら、配線図を書くから自分で配線までやったら?線をつなぐのは資格がいるから請負うよ。」との話があったので、この業者に決めてました。

コンセントの位置や照明とスイッチとコンセントの場所を記載した図を渡していたので、配線図を書いてもらい、配線するときに 線がねじれないようにするコツや線の端に記号を記載することやコンセントを通す穴の大きさ等についてレクチャーしてもらいました。

作業は、まずコンセントの位置の穴あけを行いました。

ログの電気穴と土台の電気穴は、シルログ積み時に既にあけていました。

あとは、分電盤の位置を決めてそこからの距離を概算で出し、余裕を持って長めに配線を切って、床下から天井まで 全ての配線をログ穴を通しました。




このキットでは、電気穴の直径がダボ穴より一回り大きかったので簡単に通る思っていましたが、4本通すのがやっとでした。


 

配線をある程度したところで、電気屋に 途中の繋ぎ(ジョイントボックス)をしてもらい、間違いなく配線されているか確認するブザーでチェックしながら繋いでもらいました。

ただ、消費税増税前で電気屋の仕事が忙しくなったことで、図面の変更や、配線チェックを全然やってもらえず、かなりの時間をロスしてしまいました。 (忙しいと言いながら仕事が遅い!!)


水道屋やガス屋についても複数社から見積もりを取得しており、安価な業者に依頼していました。




上下水道は基礎業者と連携する必要があるので、早い段階で決めてました。

この職人は動きが早く、ササッと配管関係を設置し、「後は床貼った時に穴あけと配管の立ち上がりをするので、作業がそれくらい進んだときに連絡くれればいいよ。」 とテキパキとした職人さんでした。

また、ネットで購入した給湯器の取り付けもしてくれました。

あとはガスを繋いでもらえばいいだけとなりました。




ガス屋も仕事が早く、最後はエアコンの取り付け方も教えてもらいました。

上下水道・ガス配管は 内装工事前に完了し、何の問題もありませんでした。

残るは電気配線工事です。

建築地が旗竿地であるため、電気・ガス・上下水道とも引込みに結構費用がかかりました。


電気配線のチェックがかなり遅くなったこともあり、後回しにしていた軒下のケイカル板の設置も行いました。
(何度も言いますが、準防火地域であっちこっちに不燃材が必要)

しかし、このケイカル板貼りも一番上に手が届かず、中途半端で後回しとなりました。


 

ログ組みと屋根までは大変ながら順調だったのですが、そこから細かな調整や 高さ等の障壁で後回しが多くなりました。

特にケイカル板は、いずれ施工しなければ完了検査が通らない事になるので、どうにかしなければなりません。

ここまで可能な限り自分でできるところはやって来たけど、最悪の場合は業者に頼む事も視野に入れながら、そのまま放ったらかしで内装に着手することにしました。

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