5.天窓取付&屋根仕上


11月2-4日

破風板を終わらせ、その後天窓の設置に取りかかりました。




破風板はマニュアルを見ながら取り付けたのですが、その後監督者から連絡があり、「このように設置しなさい。」というメールが来ました。

建築地が『準防火地域』ということで、「破風板のケイカル板を設置するように」とのメールでした。

破風板の設置が終わっていた事もあり、また、足場がない中でまた破風板設置は正直嫌になりました。

とりあえず、後々 軒下にもケイカル板を設置しなければならないため、その時に設置することにしました。(後回し)

天窓は南西側と北東側の2箇所取り付け予定で、天窓の施工マニュアルと睨めっこしながら、木枠作り⇒垂木カット⇒野地板カットしました。

野地板をカットする時は下から丸のこでカットするため、上から鋸くずが降って来て、目に入るわ、頭は真っ白になるわ、で大変でした。


 

でもとりあえず、うまくカットすることができました。


11月9日

軒先の水切り鉄板を設置しました。




これは特に苦労することもなく、順調に施工できました。


11月10日

アスファルトルーフィング(防水シート)を張り始めました。




ルーフィングは1巻23kgで、長さが21mのロール状になっており、ただ転がして行けば敷けるのですが、急勾配の屋根で足場が無い中、転がしたら下側に向かって落ちていくし(真っ直ぐ敷けない)、斜めになるとすぐ破れるし、上手く敷けたらタッカーで留める作業も同時進行でやらなければ落ちて行くし、急勾配と足場が無い事が本当に辛かったです。


 

天窓の取り付けと、天窓から雨漏りしないようにアスファルトルーフィングも念入りに貼り付けました。

アスファルトルーフィング張りの完了は11月17日となり、ようやく雨の心配がなくなりました。


11月23日からは、ケラバ水切り鉄板といよいよ屋根材の施工です。

ケラバの水切り鉄板もホームセンターで購入しました。




ケラバ水切り鉄板は、連結の仕方や始末のやり方がよく解らなかったのでネットでいろいろ調べながら施工しました。

ただ、鉄板なので結構固く、上手く曲がらず、ここでも悪戦苦闘しました。

とりあえず見た目は気にせず、雨漏りがしないようにだけ気にしながら行いました。

屋根仕上材は、セルフビルドでも施工ができるようにアスファルトシングル にしました。

『オークリッジプロ30・ブラウンウッド』です。




屋根施工にあたって近所の家を見渡すと、ほとんどの家に「雪止め」がついています。

東京も年に1〜2回雪が積もるし、急勾配の屋根から雪が一気に落ちるとお隣さんの家に直撃しそうなので、雪止めも設置することにしました。




「アスファルトシングルは大変」とキートスのKさんから言われてましたが、 施工するとやっぱり大変です。

釘の数もかなりあり、一段15cm程度しかなく、やってもやっても一向に高さが出てきません。(進んだ感がしない)


 

また、アスファルトシングルは1ケースに16枚入っており、1ケースの重量が 28kgもあります。

これを屋根に上げなければならないのですが、これも脚立を使い、人力で屋根に上げました。

さすがに28kgを肩に担いで脚立を登るのは大変でした。
(60ケース程ありました)




その後もコツコツと貼っていき、ようやく12月28日に貼り終えました。

12月29日、一番上に棟換気の施工を行い、屋根が完成しました。




ログ積み3ヶ月、屋根(垂木〜屋根材)で3ヶ月、
計6ヶ月で外観は完成となりました。

休日のみで、よく頑張ったと思います。




年明けからは久しぶりに地上(平坦)での作業となります。


2014年、
新しい年が明けました。




元旦の朝は早起きして屋根に登り、初日の出を拝み、家族の健康とログハウスが無事にできる事を祈願しました。

実は2013年は大厄の年であり、怪我や病気等の心配もしてましたが、何もなく、感謝、感謝です。

2014年は後厄なので、引き続き気を抜かず、無事に作業を完了させようと誓いました。

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