4.棟上〜屋根下地み


妻壁のログ積みをほぼ終わらせたものの、翌週は台風で全く作業ができませんでした。

というより、台風直撃でした。




9月14-16日は折角の3連休、頑張る予定だったのですが・・・・

14日は、台風に備えてブルーシートの固定や妻壁の二重固定、材料置き場の整理をして、ご近所さんに迷惑をかけないようにしました。

15日は、朝から 大雨。

そして16日は、台風の直撃。
妻壁が倒れないか心配で暴風雨の中現地に行き、車の中から様子を見てました。

幸い、妻壁が倒れる事もなく、物が飛んで近隣に迷惑をかける事もありませんでした。


翌週の9月21-23日も3連休。
天気もよく、また 涼しくなってきたので、作業を進めることができそうです。

9月21日(土)

この日から連休なのでやるき満々で早起きし、朝5時半に現場に到着しました。

妻壁は40段まで終了しているので、44段まで完了させ、垂木を可能な限り設置することを目標にして作業開始。

棟木は41〜43段のログが「棟木」となっているので、ログ積みが完了すれば 棟上げも完了となります。

通常棟上げはクレーンを借りて行うのでしょうが、棟木がログ仕様でログ積みの延長でできるので、クレーン無しで人力で頑張ってみることにしました。

そのためには足場が足りないので、まずは足場作りをすることにしました。

しかしこの日は隣のお寺で葬式があるとのことで、 あまり音を立てない方がよいという情報をご近所の方が教えてくださいました。
(この方は荷降ろし時にも畑を貸してくれたり、畑で採れたトマトやスイカ、ブルーベリーを真夏のセルフビルド中に差し入れしてくださったり、とても親切な方なのです。)

音を出していい時間は朝10時までと、昼12時から3時までとのことでしたから、10時までに足場の木材のカットをできるところまでしました。

10時から12時までは音の出ない塗装を行い、12時からの3時間で足場のカットと組立を一気に終わらせて、何とか足場が完成しました。

その後はまた塗装作業を行い、この日の作業は終了しました。


9月22日(日)
前日作った足場を利用し、いよいよ棟上げです。

1本目の棟木ログは長さ8.5mで、ログ積みの中で一番の難関です。

自作した足場、脚立、そして嫁の手伝いのもと、少しずつ高さを上げ、何度もやり直しながら、細心の注意を払い、上げていきました。

1本上げるのに2時間くらいかかりましたが、何とか無事に上げることができました。


 

今度は妻壁が真っ直ぐに建っていないためにうまく噛み合わず、四苦八苦しながら何とか叩き込むことができました。


 

その後、42・43段目の棟木ログも同様に上げ、何とか人力で棟上げが完了しました。

結局、棟上げに一日かかってしまいました。


9月23日(祝)

屋根垂木の設置開始。
目標は垂木24本 です。(北側を終わらせる)

まずは垂木を2階へ上げ、その後棟木まで上げました。

この時、滑車付きのロープを使いました。
これが結構いい感じで、スルスルと上げることができました。

ただ、ロープを結んだり解いたり、嫁にちょっと支えてもらったりと、力はあまりいらないけど余計な作業もあって、時間はかかりました。


 



とりあえず一旦垂木を設置して、垂木連結金具は後で釘打ちをすることにしました。

その結果、目標だった24本は何とか終了することができました。




 

垂木が設置されると、かなり家っぽくなりました。




翌週、残りの垂木を設置して、面戸受け板も取り付けました。


10月に入り、作業は野地板に移っています。

この秋は台風の影響もあって、雨にはかなり泣かされました。

建築地は準防火地域のため、軒天には防火パネル施工します。
従って野地板現し部分はなく、すべてコンパネを施工しています。




10月27日、晴天だったので早朝から作業を頑張り、野地板施工を完了させました。


 

南側の破風板も付けてみました。

ログの色はエボニー、破風板はワイス で塗装。
黒と白がなかなかいい感じです。




11月初めの3連休に破風板、天窓を終わらせるつもりです。

ただ、屋根の上をロープ1本で頑張っているので、いろんなところに力が入り、ログ組み並みに筋肉痛です。

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