3.ログ組み


7月 7-8日

初回の土日作業で、土台&大引きがほぼ完了しました。

ただ、土台と大引きがかなり濡れており、カビが発生していたので、雑巾でで拭き上げ、外壁に塗る予定のキシラデコールを全ての土台と大引に塗ってからの作業になりました。


 



梅雨明けと同時に無茶苦茶な暑さで、既に真っ黒に日焼けしました。


7月 20-21日

先週までにシルログの設置が一部が終わっていないところもあったので、その残作業をやってからのログ積みとなります。

作業は朝5時に現場に行くと決め、気合十分です。

でも早朝ということもあり、大きな音をだすと近所迷惑となるので、 朝8時までは音の出ない作業ということで、まずは2段目以降のログ探しから取り掛かりました。

(5〜8時まで一人作業、8時〜17時まで嫁と娘(小)が参戦 )

シルログを探すときも 大きな梱包3つから探し、結構大変だったけど、
2段目からは 7つの梱包の中にバラバラに入っていたため、 1梱包毎に 2〜9段までのログを 一気に探し出すことにしました。

この作業がかなりの重労働で、結局1日かけても 全て(2〜9段)のログを見つけ出すことができませんでした。

しかも、見つけ出したログを設置する場所の近くに移動するのも一苦労でした。(2〜9段分となると置き場の隙間がないほどビッチリ)

結局この日は、シルログの残作業・ログ積みは全く出来ませんでした。

翌日も朝5時に現場に入り、昨日の作業の続きでログ探しから始めました。
(5〜8時まで一人作業、8時〜 嫁と娘(大)&娘(小)が参戦 )

昨日からのログ探しに嫌気がさしたため途中でログ探しをやめて、先週の残作業(シルログの座金の加工)を先に終わらせ、「探し出したログで積めるとこまで積んでみよう」とログ積みを開始しました。

2段目のログを積んでみると、シルログとうまく噛み合いません。

アレ?っと思って見てみると、シルログよりアンカーボルトが高くなっており、うまく噛み合わなかったことに気付きました。

ボルトをカットしなければ!っと思ったのですが、 ボルトをカットする道具もないため、2段目のログの裏を削り、アンカーボルトに当たらないように加工しました。

ほとんどのアンカーボルトがシルログから飛び出ていたため、全てにこの加工を行い、何とか2段目を積むことができました。

この2段目でいきなり8メートル超のログがあり、家族全員で運びました。
娘達も貴重な戦力ということを実感しました。

ただ、娘(大)は「夏祭りに遊びに行ってきま〜す。」、娘(小)は「夏休みの宿題頑張りま〜す。」 と言って、昼には 帰ってしまいました・・・・。

その後は、嫁は断熱材張り、私はログ組とダボ打ちと分業した結果、順調に進み、夕方には高いところで9段、低いところで5段まで積むことが出来ました。
(1日かけてログを探したことも間違いでは無かったと思いました)


 

作業終了後、積上げたログの雨対策としてブルーシート等で養生しておこうと思ったのですが、体力も限界でヘロヘロになったので、「1週間雨は降らない!」 っと勝手に決め、何もせずに作業を終了しました。




その結果、翌々日の18時から1時間程バケツをひっくり返したような豪雨が降って、ショックを受けました。

ダボ穴等に雨水が入ってしまった・・・。

今後はヘロヘロになる前に作業を切り上げ、きちんと養生して帰ろうと思いました。

ログ積み作業が始まって初の週末でしたが、感想としては、、、
・ ログ探しが大変なこと
・ ログが重いこと
(何とか5メートルまでは持てる?が、8メートルのログは一人では無理)
・ 娘も貴重な戦力となること
・ 雨対策の大変さを実感

まだまだ作業はありますが、ケガの無いよう頑張って進めていきたいと思いました。


7月 27-28日

この週末も朝5時入りして、 探しきれてなかった9段目までのログ探しから開始。

不足していた5本のログを探しあてて9段目まで積む準備OKですが、早朝のため8時まではログを積み易い所に配置し直したり して準備を整えました。




9段目となるとそろそろ高くなってきて脚立も必要になってきて、作業ペースも遅くなります。

8時になったと同時にログ積み開始し(ご近所の皆さん、うるさくですみません)、昼過ぎには9段まで積み終えました。

この日は 現場監理をお願いしている設計士さんがチェックのために昼過ぎに来られました。

チェックだけに来ると思っていたのですが、作業着にタオル・軍手持参で手伝う気満々、そのうえ普段からジムで鍛えているというムキムキマッチョの息子さんも 一緒でした。

丁度10段目からのログ探しをするところでしたので、10〜14段目までのログ探しの手伝いをお願いすることにしました。

また13段目からは8mのログが6本もあり、これを移動してもらったりして本当に助かりました。

実は、ログハウスの中心の一箇所(他のログ積みに影響しない)にアンカーボルトとダボの位置が重なっているところがあり、ダボ穴を別途シルログと2段目に空ける必要がありました。

ただ、暫く影響無いし、ダボ穴(33ミリ)をあけるドリル(インパクトドライバー用のドリル歯が売っていない)も無いし、とりあえず後回しにしていたのですが他のログも14段目を目指すことになり、そろそろ穴あけ(ダボ穴33ミリ)をしなくてはならなくなりました。

この日の作業終了後、ホームセンターに行き、 ドリルを購入するか、レンタルするか迷いましたが、その後の使い道があるのか解らなかったので、レンタル(1泊2日 300円)することにしました。

レンタル料は安価だったけど、ドリル歯が3000円と結構高かったです。

翌日は14段目までのログを既に出しておいたので、朝はゆっくり8時前に現場に行きました。

10段目を積む前に、昨日レンタルしてきたドリルでダボ穴をあけたのですが、33ミリ径で160ミリの深さを掘るには結構大変で、途中ドリルから煙が出てきてちょっとびっくり。

無理に回転させず、逆回転をさせながら少しずつ掘り、無事完了。

それが終わると、全部のログを12段目まで積み終え、13段目の途中で8.5m超えのログになり、14段目は5本の8.5m超えのログになり、家族だけでは上げることが出来ず、無理して怪我してもいけないので諦めて翌週の作業とすることにしました。

この時点で夕方4時頃になっていたので、作業を切り上げることにしました。


 

ログがどんどん高くなり、家らしくなってきたこともあり、楽しい2日間でした。




来週はユニック車かクレーンを借りて、この大物を上げる予定です。


8月 3-4日

初日は嫁・子供皆用事があり、一人作業になります。
(ログ探しは先週終わらせていたので、朝7時過ぎに現場入り)

13段目の続きから作業となり、まずは西側のログ積みです。

西側の13段目は掃き出し窓の上になり、これまで独立したログの上に設置する事になりますが、これを乗せてみると1.5〜2cmくらいズレており、ログがどうしても入らず(無理やりかけやで叩いても)、困った時のキートスに連絡してみました。

「この程度のズレはログを積んでいくうちに出てくるものであり、頑張って入れてください!」とのことでした。

独立したログ積みだったところがきちんと垂直になっていなかったのが原因でした。

人間の力ではどう頑張ってもビクともせず、いろいろ考えた末、キートスのセルフビルダー達に載っていた「床根太を叩き込み過ぎた場合、車のジャッキを使って高さを合わせた」と書いてあったことを思い出し、これの横向きでやったら!っと思い、早速実践。




未使用のテラスの床材2枚をビスで固定し、曲がらないようにしてやってみたところ、ジャッキを回すたびに「ミシッ、ミシッ」という音をたてながら ログ間が2cm程開き、ログを再度叩き込んでみると、気持ちよく「スポッ」と入りました。

一人でジャッキを横向きに設置するのも一苦労でしたが、何とか無事に入り、ホッとしました。

しかしこの次は8.5mの最長のログ(我が家は訳あってログ厚115mmとなり、かなりの重量)を6本を13段目と14段目に、しかも機械もなく、一人で上げなくてはなりません。

当初はこれをクレーンで上げてもらう事も考えましたが、キートスに相談したところ、「こんなところでクレーンはもったいない。何とか上げられるはず。頑張って!」との話を頂き、とりあえず人力で上げることにしました。

でもやはりこれは大変で、8.5mログを積上げる壁キリギリまで持ってきて、ログの端を肩に担ぎ、脚立に登りながら壁上に引っ掛けるように乗せ、反対側も同じようにしてログ壁の上に乗せ、少しずつ壁上をズラしながら移動させて行きました。

何とか上げても今度はノッチの噛み合わせがうまく合わず、ノッチに入った瞬間ログが斜めに入ってしまい、カケヤで叩き込める状態になかなかなりません。
これも脚立の上で足元が安定しない中、バールを使ってみたりしながら何とかしました。

この日は結局、8.5mログ6本中3本しか乗せることが出来ませんでした。
(肩・腕・足アザだらけです)




翌日は朝6時に現場入りし、15段目のログ探しから始めました。

15段目は2階の床根太になる部分で、本数が一番多いところになります。

長さは8.5mに比べれば軽いのですが(それでも重い)、本数も多く15本くらい探し移動させたくらいに嫁&子供が現場に来ました。

そこから、昨日の続きの8.5mログの設置に取り掛かりました。

一人作業に比べれば多少楽にはなりますが、「ログが落ちてきて、嫁・子供が怪我したらいかん!」と思いながら、移動させるとき、ログを担ぐとき、脚立を上るとき、ログ壁に上げるとき、常に掛け声をかけながら慎重に作業しました。

その甲斐あって、無事に8.5mログを攻略することが出来ました。

但し17段目・20段目に残り3本の8.5mログが残ってます。
その時は、今回より大変な作業となると思われます。

その後、朝の続きの15段目のログ探しと設置をしました。

北と南と家の中心に根太受けログを設置し、この日は15時半にはログ積みは止め、保管しているログのブルーシートをきれいにやり直ししました。

一部のログが雨水が入り込み、カビが発生していたとこがあってので。

キートスから「ログを積上げれば多少の雨が降ってもすぐに乾くため、あまり神経質にならなくていいよ。」とのアドバイスも頂いていたので、積み上がったログは養生しないことにして、保管している方を再度きれいにやり直ししました。

結構、これに時間がかかり18時を過ぎたため、この日は保管中のログ材のみ養生をきれいにしましたが、床材等は荷降ろし時の状態のままでちょっと心配です。

来週は一回梱包を明けて確認してみようかと思ってます。

ログ積みを早く終わらせたい。でもカビのチェックもしておかなければ。と、どちらを優先するか悩み中です。


このところログ積みも高くなり、周辺の方からも目立つようになってきました。

すると、「すみませ〜ん。ちょっと見せて頂いていいですか〜」とお客さんが来られるようになりました。

来られる方のほとんどは男性で、「良いですね。ここまで本格的に建てるって スゴイですね〜。憧れます。」と言いつつ、「奥さん達は反対しないのですか?」と聞かれます。

見学に来られる方は、それなりに日曜大工等で何かを作ろうと思うらしいのですが、奥さんの反対も結構多いようです。

この方は「自宅の庭に小さな小屋を建てると言っただけで、奥さんにそんな壊れるようなもの作らないで!と言われた〜。」と言ってました。

その点うちの嫁は反対もせず、「いいね〜、やってみれば。子供達も喜ぶよ!」と言って全く否定しませんでした。

嫁さんに感謝です。


9月1日

このところの猛暑と大雨に泣かされて、思うように進ません・・・

窓枠穴に水が溜まったり、ロフト根太と仮床の間に水が溜まりカビが発生したりと雨の問題が頭痛いです。

妻壁は高所となるので、後々の色塗りを考えると先に塗装しておいた方がいい と思い、塗って乾かした後、積み上げています。




この時、ログの裏表を絶対に間違えないように注意しながら進めてます。

また、足場はレンタルをせず、自作足場(ログ納品までの空白期間で自作した)で作業してますが、自作ということもあり、安定感が悪くかなりグラつきながら恐々と妻壁を組んでいます。(作業効率も格段にダウン)




妻壁は少しの風でも揺れるし、足場はダボ打つ時も揺れるし、本当に危険と向かい合わせなので、細心の注意を払いながら安全第一で進めてます。

今日の時点で、北側の妻壁38段、南側は28段まで完了しました。

これからの季節は台風やニュースにもなっているような竜巻の心配もしなければなりません。

頑張って早く屋根まで終わらせたいと思います。

次回は妻壁を終わらせたいと思います。(その翌週に棟上を目指すぞ!)
ただ、またしばらく天気予報は曇りのち雨・・・。


話は変わりますが、昨日会社の健康診断でした。

昨年の健康診断と比較して、体重 ▲7kg、復位(メタボ) ▲10cm となり、高校時代(20年以上前)の体重を下回る結果 となりました。

元々太っているわけでもないので、それほど体重落ちないだろうと思ってましたが、恐るべし、セルフビルド効果!!

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