34.ベランダ&再塗装、そして キッチン


2013年6月5日〜6日

信濃町も新緑の季節を迎え、木々が青々と茂っています。

今回は息子も参戦です。息子には外壁の再塗装を任せました。




マイスター奥さんは裏のベランダ手すりの設置です。






設置後は息子に再塗装をお願いしました。




マイスター奥さんは寝室の床張りの続き、息子は外壁の再塗装の続きをお願いしました。






作業分担してがんばってくれている間に、私はキッチンの造作の準備をしました。
やはり人手があると作業も効率よく進みます。

これで再塗装はほぼ完了しました。





キッチン


キッチンはマイスター奥さんのこだわりもあって、いくつか条件があります。

1つには、天板は白のタイルトップ。

2つには、シンクは白のカラーステンレス。

3つには、水栓金具はグースネック

「タイルトップだと割れやすいんじゃない」とか「目地が汚れそう」とか「手間が掛かりそう」というような意見がありましたが、ここはマイスター奥さんの今までの貢献に感謝の意を込めて、望みが叶うよう協力することにしました。

そこでこの3つの条件をクリアするために、キッチンは自作することになりました。

もちろんキッチンなど自作したこともあるはずはなく、住宅展示場やニトリ等で下見をしました。

しかし、大抵はシステムキッチンが置かれていて、何となくのイメージしか得ることはできません。

仕方がないのでシンクと食洗機、IH ヒーターの並びを参考にして造ることとしました。

大体の全体像をイメージして、サイズは幅260p、奥行95p、高さ85pと決め、製作開始です。

取り敢えず骨組みは2X4で、システムキッチンのようにパーツを組むのではなく一体型としました。

何となく頭にイメージを浮かべ、フレームを組んでゆきます。

マイスター奥さんにはリビングの床張りの続きをお願いしました。


 

今回はここまでで時間切れでした。


6月25日〜26日

今年の梅雨は空梅雨気味で、この時期にしては晴天が続いています。
流石の信濃町も初夏の様相です。




早速作業に取りかかり、マイスター奥さんはリビングの床張りの続きを、私は キッチンの続きです。






マイスター奥さんの作業はどんどんはかどり、リビングの床も最後の始末を残すのみとなり、「次の作業は?」と段取りをせかされる始末です。

あまり時間もなかったので、取り敢えずはロフトの材料整理をお願いして、キッチンの続きを急ぎました。






キッチンの骨組みをほぼ終え、天板の準備が出来たところまでで今回の作業を終えました。


7月30日〜31日

いよいよ3年目の夏を迎えた信濃町。

夏本番の時期ですが、あまり天気には恵まれませんでした。
室内作業がメインですので問題はありません。

今回は寝室の床張りの残りとキッチンの続きです。

マイスター奥さんが2m程残っていた寝室の床を仕上げてくれました。






キッチンの天板も 初めは12oの合板を2枚張り合わせて造ろうかと思っていましたが、3枚使うことになり、重量面からフラッシュ構造にしました。




取り敢えず天板が形になったところで、シンクを置いてみました




そんな作業をしていると、なにか変な感じがします。
時々つま先が何かに当たって違和感を覚えました。

その原因を考えていたところ、家のキッチンではこんな感じはないので、違いを考えてみました。

「蹴込み!」
思わず声をあげてしまいました。

そうです、このキッチンには 蹴込みがありません。

フレームを造るときに全く意識していませんでした。
この辺が 素人の悲しいところでしょうか。

でも、いま気がついたことは幸運でした。
完成してから気づいていたら・・・。

袴をはかせることも出来るのですが全体の高さが変わってしまうので、フレームの組み直しです。

5.5pの蹴込みを確保して、今回の作業を終えました。


8月27日〜31日

今回は夏休みを利用して、いつもは2日間の作業ですが5日間作業が出来るので、はかどりそうです。




流石に信濃町、朝晩はかなり涼しくなっているのですが、日中は結構な暑さです。

まず、前回の続きで天板の完成を目指します。

天板の周りに木枠をつけるため、新兵器ビスケットジョイナーの登場です。

以前から持っていたのですが、この現場で使うのは初めてです。

準備をしていると 後ろに 怪しい気配がします。

マイスター奥さんの登場です。
私が作業しているのを興味深そうに観察していました。

「私もやってみたい」という心の声が聞こえてきます。
使い方を説明して、奥さんに作業してもらいました。




流石マイスター奥さん、近頃は何にでも興味を示すようになってしまいました。
まあこれも一種の進歩と言えるのでしょうか。

天板が形になったので、タイルを仮置きしてみました。
なるべくカットしなくていいように目地幅を調整します。




その後、タイルをボンドで貼り付けていきました。

目地のスペースを一定にするためのスペーサーもあるのですが、そうなると どこかで タイルをカットしなくては いけないと思い、目地幅で調節することにしてスペーサーは使いませんでした。

タイルトップのこだわりの張本人であるマイスター奥さんに任せました。




スペーサーの代わりに2.5oのベニヤを挟んで目地幅を調整します。

その間に、キッチンの側板を天井材の残りで張っていきます。


 

張り終えた頃にはタイルも半分近く張れていました。

ちょっと持ち上げてみると、かなりの重さです。
このまま全部貼ってしまうと移動が大変だと思い、キッチン部分に移動して 続きを貼ることにしました。


 

どうしても寸法の合わないタイルを30枚ほどカットして貼っていきます。


 

キッチンのタイル貼りの作業と並行して、いよいよ間仕切り壁の設置です。
トイレと洗面所の間仕切り壁を造ります。

ただ柱は立てられるのですが、水道の配管を壁に通すかもしれないということなので、ログ板はまだ張れません。




それでも仕切りをすると、いよいよ完成時の雰囲気が出てきました。

トイレと洗面所のドア枠も取り付けて、今回の作業を終えました。


 


9月25日〜26日

秋の訪れは早かったのですが、9月下旬からまた暑さがぶり返したようです。
信濃町も思っていたほど涼しくはありませんでした。

しかしススキが全盛で、秋の気配は京都より数段早く訪れているようです。

今回はキッチンの目地仕上げと、もろもろの作業です。




目地仕上げは結構気温が高かったこともあって、目地材の硬化が早そうでしたので、二人で協力して急いで仕上げました。
(そういった理由で写真はありません)




目地の仕上げが終わった後は、洗面所の配管の邪魔にならない場所のログ壁貼りを進めます。

途中、棚を造るため棚の作成をマイスター奥さんに任せます。






その作業と並行して洗面台の製作を始めました。

洗面台は陶器にしたいと思っていたので、2年程前に信楽に遊びに行った時、 信楽焼の洗面ボールを掘り出し物から買い求めていました。

洗面台の天板にもタイルを埋め込むというリクエストがあり、ルーターで慎重に彫り込みタイルを埋め込みました。

その後洗面ボールを設置して、水栓金具を取り付けました。




キッチンも同様に水栓金具を取り付け、次回来訪までに水回りの配管工事をお願いして帰路につきました。




これで室内で水道が使えるようになり、トイレの設置もお願いしてあるので、作業環境は格段に改善されそうです。

次回はいよいよ電気配線の引き込みの打ち合わせが出来そうで、これで年末までに電気・水道が完備され、トイレも風呂もログで初めての体験が出来そうです。

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