2.ログキット入手とセルフビルドの開始


4月6日、ログキットが到着しました。




コンテナ内部にはログキットがぎっしり・・・。
いよいよログハウス造りが本格的に始まります。




荷降ろしは業者さんに依頼していました。






新潟から土台敷き&シルログ作業の手伝いに来ていたキートスのスタッフさんたちも、当日手伝いにきていた息子と一緒に荷降ろし作業をしてくれました。




おかげで順調に作業が進み、11時半には搬入完了していました。


荷降ろしをした日の午後から土台敷き作業に入りました。




新潟から手伝いに来てくれた2名のキートスさんによる作業を中心に、




指導を受けながら私達家族も長いドリルを使って土台材に穴をあけ、




ピッチバンドを敷いてシルログをのせたり、




ダボをしっかり 打ち込んだり・・・とログ組み作業に励みました。
天気が良く、4月にしてはとても暑い日でした。




キートスさんのおかけで仕事がすごく早く進み、1日半でログ3段まで積むことができました。

そしてログの組み方、材の探し方、その他たくさんのことを教わりましたが、 たくさんすぎて覚えたかどうか自信がありません・・・

明日からは、夫婦二人でぼちぼちやろうと思っています。

でも長男が荷降ろし作業を手伝ってくれて、主人も内心とても嬉しかったようです。

土台敷きの日も心配だったのか、仕事帰りに寄って少し手伝ってくれました。
子供に助けられるような歳になったのかなぁ〜。

キートスさんに感謝!長男に感謝!




キートスさんが帰った翌日は雨だったので、設備機器の打ち合わせ日にして ログ組みはお休み。

その次の日から夫婦二人だけのログ組みが始まりました。

初日は5段まで積むことができました。
部材置場が少しだけ空いたような気もします。

高くなって行くほどログの長いのを上げるのが大変になっていきます。

二日目は、午後から長男が手伝いに来てくれたので、思ったよりもはかどりました。




夕方片付け始めた頃に雨がパラパラしてきたので、急いでシート掛をしましたたが、掛ける物がたくさんあるので大変でした。


夫婦二人の作業では、毎日少しずつ、ログ2段程度しか積めません。

焦る気持ちもありますが、about70歳とabout60歳の夫婦なので、もどかしさを感じながらも体力に合わせてぼちぼち進めることにします。




時々見に来て手伝ってくれる息子の存在がとてもありがたいです。
若いせいか、ログ探しも早いし・・・。

そして、散歩の途中で私たちに声をかけて下さる人や中まで来られて話をされて行く人もいます。
仕事がはかどらないときもありますし、ログ材につまずいてケガしないかと心配になりますが、嬉しいことです。





それは、ログ組みに慣れて 作業が順調になってきた頃に起こりました。

右足の指の上にログ材を落としてしまったのです。

指三本がパンパンに腫れて、内出血してしまいました。
見事な紫色になって、痛くて靴がはけません。トホホ!




この日は朝から疲れていたので、そんな時に無理して働くと碌なことないですね。

それでも頑張って12段まで積みました。

翌日も足がパンパンに腫れていましたので午前中は作業を休みましたが、午後からは自分の靴は痛くて履けないので、腫れた指の周りにタオルやら厚紙で覆って、勝手に主人の靴を履いてログ組みを頑張りました。




現場に寄られた電気屋さんやご近所の方が、この有様を見て笑っていらっしゃいました。


ケガしたことを教訓にして、毎日のログ組み作業で体が疲れてきた時は少し安らぎを求めて山のミニログハウスに行き、休養をとることにしました。




たまに休みをとることも「ログハウスの安全なセルフビルド」のためには必要のようです。


ログ壁が高くなってきたので、そろそろ仮床が必要になってきました。
仮床施工をするために、今まで保留にしてきた床根太の取り付けをしました。






根太を探すのと運ぶのは私の仕事で、根太金物を打つのと根太を切るのは主人の仕事。

なんだか、重くてきつい重労働を女性の私が担当しているような気もしますが、金ヅチも電動ノコギリも私は使えないので仕方ないかもしれなし、それに 私の方がまだ若いしねぇ。






床根太作業はキートスさんに電話でアドバイスを聞きながら進め、そして息子の手伝いもあって、無事仮床コンパネが敷かれていきます。

でも この頃新たな問題が出てきました。
主人が「腰のあたりが痛い」と言いだしたのです。
大変!大変 ! この先続けられるかしら・・・


毎日の肉体労働で、二人とも疲れがたまってきていました。

引越し期限から逆算した作業スケジュールよりかなり遅れていることは わかっていましたが、この頃は体がついていけない状態に陥っており、焦りだけが強まって精神的にも少し参っていました。

引越しの期限さえなければきっと夫婦二人で マイペース、のんびりとログ組みを楽しめたでしょう。

4月19日、私たちのゆっくりログ組み作業に痺れを切らしたのか、電気屋さんがログ壁に電線を通してしまいました。
まだログ組み途中なので、もう少し後に作業をしてもらう予定でした。






ただ、続きのログ組み作業に影響がないようには配慮して配線してありましたが、この早めの作業が後々それが裏目に・・・


今年は3月までほとんど雨が降らなかったのに、ログが到着した4月からは 毎週1〜2日は雨降り。
雨の日はログ組み作業をお休みするので、思うように作業が進みません。

でもとりあえず1階の仮床をはったので、高い部分のログ組み作業もできるようになりました。

目標は、ゴールデンウィーク中に棟上! (無理だとは思いますが・・・)




4月30日、ロフト真ん中の根太ログ一本がこの日 入りました。

息子と小さなお手伝いが来てくれた御蔭です。
孫が顔を見せてくれたので怪我をしないようにと気遣いましたが、心がとても和み、うれしかったです。




その後ロフト床根太ログを施工し、ロフトの仮床を張りました。

なかには8m近いログ材もあったので、老人二人でどうしようかと思っていたところに息子が来て、その長いログを一人でかついで2本も積み上げてくれました。
感謝の気持ちでいっぱい。

でも若いからと言ってあまり無理はしないでほしい・・・
とは思いつつも、とてもありがたく、感謝、感謝。




今日もキットの山が一つ減りました。

ログ組みはまだ半分程度かな? 頑張らねば・・・


ショック!ショック!

5月5日、仮床下から這わせていた電線が なくなっているのに気が付きました。 盗まれたようです。

壁に丸めてあった電線も切られてありません。




それ程長くないのに、切られてもっていかれました。

油断もスキもあったものではありません。気をつけなければなりませんね。


さて、ログ組みですが、、、
ロフト仮床を敷いたので、妻壁ログも安全に、そして楽に組めるようになりましたが、吹き抜け部分は脚立では間に合わないので、足場屋さんに内部足場をお願いすることにしました。






当初、足場も含めて内装や設備などを大工さんに手伝ってもらう予定でしたが、大工さんとのコミュニケーションがうまくいかず、足場、屋根、設備工事などの業者さんを自分たち自身で探さなければならなくなりました。




それでもなんとか足場屋さんを見つけて作業を依頼。
雨天にもかかわらず、足場屋さんがすぐに足場設置をしてくれました。




足場ができたその後も雨の日が多くて作業できない日が続いたり、妻壁用スプリング釘を間違えて他の釘で打っていたので組んだログを外して再度組みなおしたり、思うようにログ組みが進まず、気分的に随分焦ったときもありました。

そんな時、キートスさんにお電話していろいろ話をきいてもらいました。

すると、もし引越し期限までにログハウスの完成が間に合いそうになければ、キートスさんや大工さんに部分的に作業を手伝ってもらったり、部屋を借りて仮引越するなど、こちらの考え次第でどうにでもなることが解かり、随分気持ちが楽になりました。

焦りばかりで心の余裕が無く、他の方法を考えることが出来なくなっていたようです。


5月18日、とうとうログ組みが終わりました!






妻壁のログ組みは、高くなればなるほど怖ろしかったです。

今日はとても完了できないと思っていましたが、午後から夕方まで息子が手伝ってくれたおかげで、ようやく出来上がりました!




主人も私も頑張りましたが、手伝ってくれた息子には本当に感謝です。
(息子がいて良かった〜)

この後の作業は高所で危ないし、効率も考えて、キートスさんに依頼することにしました。

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