3.ログ組みから屋根仕上


ログ組み


基礎が完成し、これからが本格的なログハウスのセルフビルドになります。

作業は基本的に私一人でおこないますが、家族、親戚、兄弟、各種業者さんなど多くの方々にもご協力やアドバイスをいただきました。

そして家族全員(妻・長男・次男・長女)が部材の運搬、塗装、組み立て、ビス止めなど、空いている時間を活用して手伝ってくれました。




ログは積む前に、外に出る部分と上下サネ部分(外部のみ)に防虫防腐塗料を塗っておきました。

ログの内側と外側を間違えないように気をつけていましたが、それでも1〜2本塗り間違えたものがあります。

でもちょうど目立たない所だったし、デザインと思えばよいし、そんな間違いもセルフビルドの思い出の一つになります。




12月半ば、ログ組み開始です。

作業は一人で行うので、やぐらを組んでチェーンブロックでログを吊り上げるなどいろいろ工夫しました。

ガイド板もその一つ。
下段のログの両側に板を立て、シャコ万力で固定。その板と板の間にうまくおさまるようにログを置きます。




二人で作業するならガイド板は必要ないのでしょうが、チェーンブロックを使っての一人作業には大変役立ちました。




上の写真がそのガイド板ですが、ログを積んだ後の写真なので少しわかりにくいかもしれませんね。




ログ組みは、ログを濡らさないように養生しながら作業しました。

また、ミニログ製作の経験が役に立ち、スムーズに組み立てができました。

ミニログと比べて安心感のある造りでビックリ!
差し込み部の溝の切り方、ダボの位置、隙間風対策etc、技術の高さを感じました。


テラス上部&柱


建築中のログハウスのすぐ前に和室の離れがあるので、テラス屋根を支える柱を少し移動する必要がありました。

建築現場で1階桁梁にノッチ加工をして、柱やテラス梁を移動させました。




1階のすべてのログ組みが完了した時点で、業者さんにお願いして足場を設置してもらいました。

 

外壁塗装


ログハウスの外壁には防腐防虫塗料の『キシラデコール』を塗りました。




色は「ピニー」。

木のぬくもりが残るシンプルな色で、この色だと次に他色へ塗り替えができると考えて選びました。

塗装作業は、休みで手のあいている家族に、組み上がったところを順次塗ってもらいました。

 

妻壁〜屋根


2020年3月16日、棟上。

クレーンを使って妻壁パネルを吊り上げて設置します。


 

妻壁パネルは私が作りましたが、妻壁立て&棟上・垂木掛け・屋根下地は屋根業者である弟に依頼しました。




屋根仕上げでも、離れの屋根との兼ね合いに苦労しました。




離れの屋根下にログの屋根を差し込む形で、一体感があり、バッチリ!!
私には考えつかなかったです。

この部分の屋根は弟でなければ、きっとできなかったでしょう。

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