4.工事のスタート


確認申請を経て工事開始・・・?


ログハウス特有の部分はキートのサポートを受けながら工務店さんが建築確認申請手続きを行い、窓口と何回かのやりとりを経て、2011年1月末に確認済証が無事交付されました。

すぐに基礎工事をスタートさせたいところでしたが、地盤調査をした結果、 一部地盤が弱いところがあり、改良が必要ではないかとなりました。

基礎の着工にはまだ少し時間がかかりそうです。


仏式での地鎮祭


2月8日、地鎮祭を行いました。

不安もありましたし、「とにかく安全にできますように」と願っていました。




夜でしたので、なんとなく幻想的でした。




依頼したお坊さんは私のクライミング仲間です。

珍しい仏式だったのですが、夜だったので、近所の人には怪しい宗教儀式のように映ったかもしれません。

今まで知らなかったのですが、実施していただいた地鎮祭は「土地をお貸しいただきます、という趣旨で執り行う」という考え方に感銘しました。


ログキットの到着




2月25日、フィンランドからログ部材が到着しました。

大1台+小1台、合計2台のコンテナに部材キットが入っていました。




荷降ろしの時に、キートスの方に「家にしては大きい方だよ」と言われ、初めて「 そうなの?本当にこれだけの材料を組んでしまえるの?大丈夫かな?」 と、一番不安を感じた瞬間かもしれません。


 

 

荷降ろししたログ材を見てからは、「家が完成するかな?」と心配で、夜も寝られませんでした。








基礎工事


仕事を抱えてのログハウス作りだったので、早く作りたいと思っていました。

すぐにでも開始したいと思っていましたが、ログキットが到着したときはまだ基礎ができていませんでした。


 

 

3月初め、基礎が完成しました。




でも工務店さんからは「冬は基礎コンクリートが乾くのに時間がかかるから、 ログ作業にかかるのは遅らせた方がいい」と言われました。

そこで一週間ほど遅らせて、3月19日から土台敷き作業をはじめることにしました。

そのとき、東日本大震災が起こりました。

その週末はずっとテレビに釘付けで、起こった事実を受け止めるのと、自分の気持ちに整理をつけるのに必死でした。

作業を開始した1日目も「こんなことしてていいのかな」と自問自答していました。

しかし、街頭での募金など今できることを精一杯しつつ、精一杯踏ん張って 生きることが大切だなと思い、ログ組みを実施しました。

そんななか、仲間の皆さんが集まってログ組みを手伝ってくださったことも 大きな支えとなりました。

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