1.夢の再発


思い出した夢


50才台に入り、時間もお金も余裕が出来てから、あっちの温泉、 こっちの温泉と温泉巡りをしている時、ログハウスを見つけ、そこで楽しそうにしている人を見るにつけ、若い時の夢を思い出してきた。

そんな思いが募り、本を買って見ていくうちに、「作りたい」という気持ちが 沸々とわいてきた。




妻には結婚する前から「40才になったら山小屋暮らしをする」と言っていたので、「ログハウスを建てる」と言っても別に驚かず、簡単に賛成してくれた。

子供達も「やりたい事ならやれば」と賛成。

これで家族挙げて造ることになった。


建築地


どこに建てるかについては、いろいろな意見がでた。

その主な立地条件は、

1.富士山が見えること

2.海より山

3.別荘地として開発されていない場所

4.近くに川があり、魚釣りや遊びができること

5.山歩き、きのこ、山菜が採れること

6.車で2時間以内で行けること

7.車で10分以内に病院があること

色々な場所を探しながら、ログハウスを見つけては見学して写真に撮ったりしていた。

たまたま先輩が明智町の山手で古い家付きの土地を買って、自分で修理し綺麗に改造して田舎暮らしを楽しんでいたので、遊びの帰りに立ち寄った。

手作りの囲炉裏で夕食をご馳走になっている時、「土地の一角にログハウスを建てても良いか?」と言ってみた。

すぐに「OK」との返事。

それから何回も足を運んで立地を確認し、特に冬の状況は念入りに調べた。




積雪、気温、日当たり、災害の恐れが無いか、近くに民家はあるのか・・・を春夏秋冬と通年の期間を掛けて調べた。

・富士山は見えないが、静かな山里である。

・家から2時間弱で行けるし、近くに数件の民家もある。

・10分で町に出られ、病院もスーパーもある。

・本数は少ないが、バスも通っている。

公共交通機関でも行けるので、ここに決定することにした。


人生を楽しむために


そんな時に「中日新聞夕刊」のあるコラムに出会った。

57才でリストラされた夫婦が、温泉の帰りに見つけた山里の古屋を買ってそこに住み、農業を楽しんで、人生を生き生きと過ごす様子が載っていた。

自分達とダブってきて、実感が沸いてきた。




「そうだ、人生を自由で楽しく生きよう!」

たまたま会社で希望退職があり、早速応募した。

割増退職金でログハウスの建築費が出た。
あとはなるようになるさ!!!

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