4.セルフビルド決定と建設地、そして必死の説得


セルフビルドに決定


展示場を見て、話を聞いて、セルフビルドに挑戦する勇気を頂き、ゆっくりした私達は、キートスにお世話になる事に決めました。

また私は、仕事が「3日出勤して3日休日」の交替勤務なので、休日の3日は 生後5ヶ月の頃から5年間ずっと日中子供を見ていました。




そんな2人の子供達も来春から小学生と幼稚園にそれぞれ入るので、休日は自分の時間を作れるようになります。

休日をフルに使えば、結構いいペースで進むのではないだろうかと考えてました。

この事もセルフビルドに踏み切れた理由のひとつでした。


建設地


建設地は、実家に戻って敷地の一部建物を解体し、そこに建てる事にしました。




父親は最初は渋りましたが、私の憧れの家を持ちたいという熱意に負けたのか、長男が戻って来るのでとの事でなのか、それとも本命は孫なのか、最終的には建てる事は了解してもらいました。

前に某ログメーカーとのやり取りの中で父親に相談し、建てる段取りになっていました。




土地求積図も作って貰ってたので、ラッキーでした。


父親へ必死の説得


「次は何処の業者で建てるのよ?」との問いに、"セルフビルド"と言ってもわからないでしょうから、「ログハウスキットを買って自分で建てる。だから手伝って欲しい。」と言いました。

父親は「何したど・・・」と。

それでキートスの資料を見せながら、あ〜だこ〜だ説明しました。
割り箸を使ってログ積みを説明したり、必死に説得しました。

理屈は理解しているようですが、体がいまいち実感がわかないらしく、「素人でも出来るのか?地震きたら崩れてこないか?業者に任せたほうがいいんでないか?」と言っていました。

私が「自分ひとりでもやる。」と言ったので、さすがに手伝わないとは言わず、「お金だば手伝えねども、体だば手伝う」と言ってもらえました。

私も、建築精度が必要な作業や高い屋根施工などは業者にお願いするつもりでした。

いつも実家でお願いしている大工さんに頼むか、キートスの方でも部分請負や途中で「もう無理なのでお願いします」も出来るそうなので、「最悪頼めば良いじゃん。まずやってみよ!!」となりました。

後に「最高の助っ人」になる父親を確保できた事は大変大きかったし、自分が大人になった今、父親と一緒に何かに挑戦し成し遂げたい想いもありました。


娘への説得


もう一つ説得しないといけない事が有りました。
(正確には奥様もですが・・・。)

幼稚園に通う長女の学区が変わる事の説明です。




「仲良しの友達と一緒に小学校に行けなくなってもいい? その代り新しい友達がたくさん出来るよ!」と言い聞かせると、娘は「うん。」と。

元気はありませんでしたが、同じ時期に引越した子が何人かいてお別れ会もあったせいなのか、「いいよ。」と言ってもらえました。

子供ながらに精一杯の気遣いとも知らずに・・・。

「この事で後から落ち込むような事が無ければいいなぁ」と思いながらも、「まだ小さいからすぐに新しい友達と仲良く出来るよ!」と安易な考えで、早く引越して間取りや段取りを考えたい私は、かなり強引に家族と実家に引越したのでした。

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