19.外壁塗装


外壁用塗料


足場がかかるまで数日空きましたので、外壁の塗装をスタートさせました。

家族全員での作業日でしたので、「みんなで楽しく塗れたらいいな!」と思っていましたので丁度良かったです。

我家のログハウスイメージは、「フィンランドの湖畔に立つ、典型的なログハウス」

色はやっぱり「スカンジナビアレッド」と「ホワイト」の塗りわけを何とか実現したいと心に決めていました。



イメージはこんな感じですね。


このカラーは日本の塗料には無いので、キートスに相談した結果、使った塗料は 「オスモカラー・ウッドステインプロテクター」(ドイツ製)




値段はチョット高めですが、よく伸びるので、最終的にキシラデコールと平米単価は同等です。

10リットル缶が安くてお勧めです。


家族で塗装作業


缶の底にネットリ顔料が沈降しているので、シェイク程度では全然 混ざりません。

棒等で底からよく掻き混ぜて使います。




子供から「血みたい!」と一番恐れていた言葉を言われ、心に決めていたと言っても、まっさらなログにいきなり赤を塗るのは勇気が要ります。




躊躇していると、そんなの気にしない子供達がガッチリ色を塗ってくれたので踏ん切りが付き、私も塗装開始です。

後輩にも応援頂き、目立たない裏の方から練習。




白に塗り分ける小口は、間違わないようにマスキング。




子供達は奥様が担当。塗るのは好きな様です。  



お姉ちゃん、真剣です。



下の子は「ここ全部私が塗るの!」と息巻いていますが、届く範囲を何度も重ね重ね塗ってました。

ついにはバケツをひっくり返し、手が真っ赤っか!




でもこんな写真が残せただけでも、セルフビルドの甲斐がありますね。


レッドとホワイトで


建設中のログハウスは宛らアミューズメントパークの様。




「この塗料が家を守るんだ」と思うと、力が入ります。




軒の下は上向き作業でかなり塗り難い。高い所苦手な父親の担当。

  

細部や塗り残しは、筆で奥様が担当。

妻壁ログはセトリングで、塗っても塗っても塗ってないところが出てきます。
「キリが無いので大体で、もう無視したほうが良い」とKさん。

「足場が有るうちが勝負ですよ」とNさんが言ってましたので、3回目突入。

3回塗ってもなんかムラっぽいし、「ヨーロッパの建物は木目が無い位もっと分厚く塗られていて、そんな アンティーク感を最初から再現したい。」と思い、ついに4回目突入。

レッド&ホワイトのコントラストが命の我家。
面戸板と小口・ドア、窓は白に塗り分けたが、まぁ!色が乗らない!


 

結局、6〜7回塗り重ねました。

最後は白色担当になった奥様は、「行って来い」命令で頂上へ。


 

でもやっぱり 怖いらしい。(ヘルメットと安全帯付けろ!と注意)


建具の塗装




同時進行で、窓も塗装。(窓と枠は分解出来るらしい。後で知った!)



格子は外して、楽チン塗装。



化粧板は実家車庫にて!



結構 細かい。



弾語りも出現!


塗装完了


納得の4回塗りが完成しました!

結局、外壁塗装に1ヶ月位かかっちゃいましたね。




でも、妥協せずに納得出来るまで時間をかけれるのもセルフビルドの強みです。

その甲斐もあり、後に『ビューティホー!』とキートスNさんが思わず声を上げてしまう位キレイに塗れたと思います。




妥協しない物つくり、ホント 楽しいものですね。

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