13.土台敷き


土台敷き

2時間ほどで荷降ろしも終わりました。

土台引き、床根太、シルログの作業もキートスにお願いしていましたので、すぐさま土台作業に取りかかっていました。


 

布基礎部が膨らんでしまった所があり、アンカーボルトが寄せられて斜めになっていたり、ボルトの配列が千鳥になっていたりして、土台引きの作業はかなり難航しているようでした。




基礎が膨らんだ部分は 金物を使わずに根太をそのまま置き、脇からビスを斜め打にして終わる方法もあるそうです。


部材の養生


私達はというと、敷地いっぱいの部材にシート掛けです。

部材は分厚いシートで包まってますが、荷降ろしの際に穴が開いたりしています。

大事な大事な部材様です、ブルーシートをかけました。




シートは一枚物の大きいのは値段も高いし、終わったら使い道も少ないので、 安いのを何枚もで十分だそうです。

『中の湿気も抜けないとカビるので程々に』とTさん。

幸い基礎屋さんや職場の先輩から頂いたりして大助かりでした。

また断熱材受けボードは濡れるとボロボロになるそうです。

ボードと薪ストーブは実家に運びました。
ストーブはかなり重いので、そのままお蔵入りにならないようしないと・・・。


仮床




根太が引き終わると、仮床用にコンパネを敷きます。

仮足場用で売っている一番安い物です。
(建設中に日焼けやカビが生えたりするので、後で使い回す事は考えない方が良い様です。)

「足りなかったら後で買い足す程度の枚数で良い」との事でしたが、上で重いログを振り回すので「よろけて足を踏み外したりする時もあるかも」と穴が出来ないくらい敷きました。

コンパネはログ壁のギリギリまで敷くと雨がログ壁にはねて汚れるので、少し離した方が良いそうです。

ずれる場合もあるので、コンパネはビスで根太に固定します。
何事も安全第一ですね。

キートスのお二人にはセルフビルドの事で聞きたい事が山ほどありました。
後で質問時間をとって頂けるそうで「それまでまとめておいてください」とTさん。




シルログまで終わった所から、Tさんにキートス部材の特徴やログ積みの作業手順、ダボ・電気穴の確認方法等、キートスの皆さんが施工時に行っているノウハウを伝授して頂きました。

ログ積みの際大変スムーズに進めるので、ログ積みのページで御紹介したいと思います。


初めてのログ組み




その後、実際に父親と初めてのログ積みの実習です。

Tさんに写真を撮って頂き、ハニカミながらの作業です。






荷降ろし〜土台作業は1日半?2日で終わる予定でしたが、3日目のお昼前で 終わりました。

私達のログ積みも気にかけて頂き、アンカーボルトが長くて2段目ログに当たり隙間が出来るのを「知っていてそのまま『じゃぁ!』と行くわけには行かないからね。」とログを外して 修正頂きました。

日程がかなり押していましたが、 その際ログの外し方も教えて頂きました。

この土台&シルログ作業は加工精度が必要な様なので、地元大工かキートスにお願いするつもりでした。

キートスにアドバイス頂きながら、初めて施行する地元大工さんより、いつも通りのキートスの皆さんの方が早く奇麗に終わると考えました。

今回はそれ以上に、ログ積み時のノウハウや加減等、またその後の作業に絶対に役立つポイントを沢山見せて頂き、土台引き〜シルログ作業以上にお願いして良かった思いました。

キートスのTさん、Oさんは「旅ガラスのように。」と言い残して、週末の休みもなく次の現場に直行して行きました。

ありがとうございました。

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