2.ログハウスのセルフビルド


建物はログハウス


経営している1軒目の宿泊施設は「2×4のハーフビルド」でしたが、その時にもログハウスは候補で検討していました。  

従って「次はログハウス」と自然に決まりました。




2018年1月、ログキットの契約をしました。

キートスのログキットはセルフビルドで価格も手頃でしたし、建材も日本のログハウスより良いものだと思いました。

 

セルフビルド


ログハウスのセルフビルドは以前から興味がありました。

また2×4建築のハーフビルドの経験もあったので、私(妻)から夫にセルフビルドを提案。

無責任ですが「夫がなんとか建ててくれるだろう」と思っていました。

夫の反応は「しょうがないなあ」という感じでした。


ログキットが到着


2018年3月初めにフィンランドを旅立ったログキットが、GW直後の5月7日に届きました。




大きなコンテナで運ばれてくるので、近くの公園の広い駐車場を借りて一旦荷物を下ろしました。

コンテナ車は朝7時くらいから待機してくれていて、11時頃には終了して帰って行きました。

荷下ろし後、トラックに積み替えて建築現場まで運びましたが、この二次輸送はご近所のログビルダーの方にお願いしました。

トラックで3回往復して完了。
雨だったので昼食抜きで作業し、午後3時頃には終わりました。

あいにくの雨で、ブルーシートをかける作業が大変でした。




それにしても荷物がすごい量で、気が遠くなる思いでした。

 

1階のログ組み


ログを組む前に、基礎の上に土台材を廻しました。




ログ壁はマニュアルを見ながら根気よく組み立てます。




図面の順番通りに積んで、木製のダボをカケヤで打ち込んでいきます。
まだ低い時はいいですが、高くなっていくほど大変です。

ログ組みは、甥の若い男の子にも手伝ってもらいました。
(アルバイト代と食事付き宿泊で)




どんどん組み立てられるのを見るとワクワクしました。

ログは厚さ95oで、断熱性も防音性も充分あります。


外壁の塗装


雨でログ材にカビが生えるのが嫌なので、早めに塗装を始めました。

塗装は主に私(妻)の担当でしたが、二人でも作業しました。
ペンキ塗りは何度も経験があるので、楽しいです。

塗料は『キシラデコール』
色は「タンネングリーン」と「ブルーグレー」を混ぜました。

最初に建てた家が『シッケンズ』の「ブルー」でとても綺麗だったので探したのですが、シッケンズが販売しなくなりキシラデコールにしました。




「ブルーグレー」はほとんどグレーなので、「タンネングリーン」を少しずつ混ぜて色を確かめて決めました。

オイルスティンの木材との馴染み具合が綺麗で好きです。

塗装をしてやっと家の個性が出たように感じました。


妻壁のログ積み


このログキットの基本仕様では「妻壁=パネル仕様」でしたが、「ログ積み」に変更しました。




また、ロフト下部にも3段の積み増しをしました。

そのため屋根も高くなり、妻壁トップはかなりの高さになりました。




足場がまだ組めず、不安定な高所で力を入れるのは大変でした。




本当に高いところは怖いです。

 

屋根作業




棟上から屋根下地は高所での作業が続くので、近くのログビルダーさんにお願いしました。




その間私達は妻壁や屋根垂木の塗装をしました。




天窓も設置して、




屋根が完成しました。



窓の取り付け


屋根が完成したので、足場があるうちに窓を取り付けました。




キットには窓の化粧板も付いています。

外部の化粧板はカインズの水性ペイント・ミルキーホワイトで仕上げました。

白を塗ると家が締まって見えました。




ちなみに内側の窓枠には、うちにあった赤と青を白を混ぜて薄い紫を作って塗っています。


内装作業


写真がありませんが、屋根完成後に内装にとりかかりました。

床は厚さ28oのパイン材で、暖かいし肌触りもいいです。




階段の設置完了。
デザイン性が良く頑丈な構造で、素敵な階段です。

ログハウスのいいところは内装が楽なことです。




ただ、キッチンや浴室が手作りなので、タイル貼りに手間と時間がかかりました。




キッチンは田舎風にしました。




浴室ものびのびした雰囲気にして




ゆったりできるようにしました。

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