16.薪ストーブの設置


炉台の設置


今年はいつまでも暖かい日が続いていましたが、気がつけばもう11月。

そろそろストーブ設置作業を始めなければ、今年の冬に間に合わなくなりそうです。

まず、キートスに依頼していた薪ストーブを仲間と取りに行きました。

フィンランドの薪ストーブ、「Mini」にするか「Termia」にするか最後まで迷っていましたが、ログハウス室内の広さや薪ストーブ自体の大きさを考えて「Mini」にしました。

そして、左官屋の従兄弟に耐火煉瓦で炉台を造ってもらいました。




後は煙突工事をするだけです。


煙突の設置


いよいよ煙突取付工事開始、いつもの仲間4人での作業です。

薪ストーブを置き、煙突を仮置きし、煙突の芯を出し(ドリルで穴あけ)、メガネ石のサイズを確認。




内側から、四隅にドリル穴・・・

外側にて、墨出・・・

チェーンソーで、ログを切る・・・

あれっ? 駄目だ!うまくいかない!

電動ノコで両サイドから切り目を入れよう・・・





これも駄目!

どうしよう? どうしよう?

横方向はドリルで一列に穴あけ・・・




良いぞ!良いぞ!




おお〜、貫通したぞ !!
バンザ〜イ、バンザ〜イ!




最後にノミで開口部を仕上げ。




ハイ、穴あけ完了!

次は煙突の取り付け。

外部には事前に足場を組んであったし、アルミ梯子と併用で安全に組むことができました。




北西からの風が強いので(特に冬)、しっかり支持金具で固定しました。




また、煙突トップは風の影響を受けにくいHタイプにしました。


こだわり!!


「メガネ石」の廻り・・・(ログΦ170とメガネ石の空間)

シールロープ(耐火ロープΦ9 耐熱1260度)を煙突に巻きつけました。

外側の防水は、耐火アルミテープでログ材とメガネ石を止め、防水シートを貼って外カバーを取り付けました。




勤め先が耐火物・炉材の販売・工事もやっているので、 倉庫にいろいろ役立つものがあって・・・

 

試運転


翌日の夕方、私達夫婦と息子の3人で「試運転」をしてみました。




なんともいえない「暖かさ」・・・最高です。

煙の吸い込みも順調です。

今冬の週末は「薪ストーブでのログライフ」が楽しめそうです。

月末にはいつもの仲間夫婦と「火入れ式」と称して、薪ストーブを囲んで「一杯!いっぱい(沢山)!」やりますよ。





火入れ式




週末、いつもの仲間が集まって「火入れ式」を行いました。


 

本当に「柔らかい暖かさ」がなんともいえないです。






 
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