8.ログハウスに暮らして


ハーフセルフビルドをして



ログハウスから見える景色

振り返ってみれば、ログハウスの間取り設計にはじまり、各種申請、施工と皆さんの力を借りながら出来るところは自分で行い、悩みながら、納得しながら進めてきました。

躯体は大工さんに建ててもらって良かったと思うし、それ以外は自分の裁量で進められたのもよかったと思います。

確認申請や完了検査は少し大変でしたし、床も天井も大変でしたが、やれば進むし、無理をしたつもりもないし、音楽を聞きながらの作業は楽しかったです。

そういう過程があって思い通りの家になったのだと感じています。




このような家の作り方を選んで、本当によかったとおもいます。


ログハウスの内部




キッチンは妻が選びました。




吊り戸がなくすっきりした収まりになったと思います。

キッチンの背中側はテーブルと食器棚です。




食器棚の隣には集成材で棚を作り、レンジ、炊飯器などを置きました。

個室にも集成材を使った棚を作り、収納に利用しています。
ログハウスはビスは打ち放題なので、いろいろなところに棚を作っています。


 

妻曰く「部屋には余計なものは置かない。」とのこと。
私にあてがわれたのは、階段下のこのスペースでした。





ログハウスに暮らして


引っ越しと同時に薪ストーブもいれましたが、とても暖かく、広くとった吹き抜けがとても気持ちがいいです。




当初はログキット「GP-77」を考えていましたが、時間をかけていろいろ選択をかさねたおかげで、とても満足できる空間になったと思います。

将来のことを考えると平屋で暮らすのが良いだろうということで、部屋はすべて1階とし、それでもログハウスっぽさを失わない屋根勾配で、あわよくば補修作業はできる程度の勾配に、と悩みましたが、この勾配(37度)では登れませんでした・・・




東日本大震災から10年が経とうとしています。
震災後すぐに家を建てた人もいたと思います。

そんな中10年という長い時間をかけて、この土地と出会い、ログハウスと出会い、ということを思い返すと、この時間もこの形にたどり着くには必要な時間だったのでしょう。




完成後に薪ストーブを設置したのですが、ドブレのあまり大きくないストーブなので、「吹き抜けのこの家全体が温まるか」「そもそも自分で作った家は暖かいのか」などとても心配でしたが、このストーブで十分家じゅうが暖かく、とても幸せな気分になります。




炎をみながら、ビールを飲むのは最高です。

引っ越して職場が近くなり朝に時間ができたので、一時間を調達した木の薪割りに充てています。




少しづつ作業を進めた結果、写真のように薪棚ができました。

外での作業は気持ちがいいです。
私はこんなふうに生活するのがいいんだなぁと・・・、音楽を流し、薪をいじり、我が家を眺めながら思っています。

こうした今までの生活の中にログハウスが加わり、一層生活が楽しく、好きなものに囲まれて過ごすことができると感じています。

キートスさんをはじめ、ここまで導いて頂いた方々に御礼を申し上げたい気持ちでいっぱいです。

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