大騒ぎする夏至祭と静かに過ごす夏休み

今 フィンランドでは サマーホリデー・シーズン 真っ最中。

キートスのログハウスキットを加工するフィンランド工場のスタッフたちも 交代で長期休暇をとっています。

でも日本人とよく似た真面目なフィンランド人、 そして 長年私達とのビジネスで 日本人をよく知る工場スタッフたち

「本当は休暇中だけれど」 とわざわざ詳細打ち合わせのために 今日はエンジニアが出社してくるようです。

多くのフィンランド人は 水辺のコテージでサウナを楽しんだり

本を読んだりして のんびり静かに夏休みを過ごしますが

先日お伝えした Midsummer (夏至)では 話が別のようです。

「 当日は 17人が死亡、 500人が飲酒運転で捕まり、

 2軒の家が火事になった 」 と フィンランド工場のM氏が

メールで嘆いていました。

「世界中 どこでも 若者たちは ちょっと過激に エンジョイしたりするもの。」

「確かに。 でもね、 フィンランドでは たくさんの年配者もなんだよ、 飲みすぎでね・・・」

フィンランドでは “賑やかにすると幸せがやって来て 邪悪な気が逃げて行く” とか

“夏至祭のときに飲んだお酒の量が 夏の終わりの収穫量と関係する” という言い伝えもあって

年配の人にとっては 賑やかに酔っぱらうことも 夏至行事の一つなんだそうです。

でも今頃は そんな大騒ぎも忘れて 静かにサマーコテージでくつろいでいるのでしょうね。

 


[ フィンランド見聞記 12.07.03 ] Kiitos Log House