灯かりを楽しむフィンランドの冬

 

フィンランドのログハウスメーカーから 今年もクリスマスカードが届きました。

その封筒には かわいらしい切手のプリント、 フィンランドらしい図柄ですね。

 

 

地球の北方に位置するフィンランドは 冬は日照時間が短く、

ログメーカーのあるオウル市でも 今日の「日の出」は 10時29分、「日の入」は 14時04分、

つまり 一日の大半は 暗い時間となります。

 

 

「フィンランド人でも 時々この冬の暗さが

憂鬱に感じることがある」 と聞いていますが、

日照時間が短いのも 自然のサイクルで

人間がどうこうできるものではありません。

 

だからでしょうか、 この時期は

この前紹介した アドベントキャンドルだけでなく

クリスマスが終わっても 窓辺にキャンドルを灯したり

室内に いろいろな灯かりのインテリアを 置いたりして、

暗くて長いフィンランドの夜を楽しむ家も 多いそうです。

 

日本でも 新潟などの雪国では 冬は昼間でも どんより暗い日が多いためでしょうか

クリスマス期間だけでなく 冬の間ずっと ウィンターイルミネーションとして 灯かりを楽しむ家やお店が増えてきたようです。

ちょっとした灯かりが その家の人だけでなく 通りがかった人達の心まで明るくしてくれるので うれしいですね。

 


[ フィンランド見聞記 15.12.21 ] Kiitos Log House