子供たちにもやさしい国 フィンランド【フィンランドの旅14】

ヨーロッパの列車、バス、トラムでは、
ベビーカーと一緒に乗車している若いファミリーをよくみかけます。

 

 

車内にはベビーカーや自転車、犬連れの人の優先コーナーがあるので
周囲に気兼ねすることもなくベビーカーそのままで乗車するのがあたりまえの光景です。

最近は日本でもそのまま乗れるようになってきましたが、
引け目を感じたり、周囲に理解をしてもらえなかったり・・・まだハードルが高いですね。

朝夕の通勤ラッシュが半端ではない日本、
そのまま欧米のシステムを取り入れるのは難しいかもしれませんが、
ベビーカーやペットが一緒に乗車するのが当たり前になるといいですね。

フィンランドの住宅街を散歩していると、
あちらこちらに子供たちの遊び場があることに気づきます。

遊び場はしっかりフェンスに囲われているため
小さい子供たちが 勝手に外へ出る可能性は少なく、
また知らない大人はフェンスの中へ入りにくいので、
子供を安全に遊ばせることができそうです。
(遊び場にはたいてい2~3人の親が見守っているようでした)

 

遊び場にいる小さな子供たちは皆反射材の付いたベストを着ています。

 

街ですれ違った、多分プレスクールの子供グループも同じようなベスト着用です。

冬は暗い時間が長いからでしょうか
(北に位置するために冬は太陽が出ている時間が短い)

以前述べた車のヘッドライトと同様、
フィンランドでは日頃からの安全対策が身についているような気がします。

子供たちが着ているこのベスト、昼間もとても目立ちます。
日本でも小さい子供たちやお年寄りがこのベストを普通に着るようになれば、
交通事故削減につながりそうです。

 

「15.ヘルシンキから近い外国・エストニア」へ進む

「 フィンランドの旅報告TOP 」へ戻る

 


[ フィンランド見聞記 15.11.20 ] Kiitos Log House