「この果物、なんていうの? おいしいね。」
昨日 キートスのオフィスに 打ち合わせに来ていた フィンランドのM氏が
秋の味覚のひとつ ” 柿 ” を 食べながら言いました。
昨年の秋、 設計担当のV氏と一緒に 新潟にやって来た際、 移動中に車窓から見えた柿の木について
二人で何やらひそひそ フィンランド語で会話していたのを覚えていたので
今回は 打合せ中の気分転換にでも・・・ と 柿を剥いて 出してみました。
柿は 私達に日本人にとって 普通にある馴染みのものですが、 もちろんフィンランドにはなく、
日本にやって来た外国人には 結構人気のある果物と以前聞いたことがあります。
何度も日本に来て、 刺身や寿司が大好きで、 ラーメん、蕎麦、うどんも 上手にお箸で食べるM氏ですが
柿は 去年初めて 食べたそうです。
「柿はね、収穫した時は とても渋いので
専用の焼酎に ヘタを少し浸してから
密封したビニール袋の中で 1週間ほど置いて 食べるんだよ」
キートスのNが 柿の渋抜き方法を説明すると、
「え~、 焼酎につけるだけで 渋はどこへ行っちゃうのかな?」
と 不思議そうな顔を していました。
実は 昨年も 柿を出そうと思って用意していたのに
打合せに忙しくて お菓子やデザートを出すのを すっかり忘れてしまいました。
でも今年は 一日ゆっくり時間がとれたので、 先日来社されたお客様にいただいた ”うなぎパイ” や
庶民の味 ”かっぱえびせん” もつまみながら、 ログキットの仕様や納品スケジュールなどについて
じっくり 真面目に打合せをし、 M氏は 東京経由で フィンランドへの帰途につきました。
[ フィンランド見聞記 13.11.15 ] Kiitos Log Ho