フィンランドの夏休みシーズンがやってきました。
冬が長く 日照時間が短いフィンランドでは 夏の期間を精一杯楽しむようで
子供の学校はもちろんのこと 大人社会でも 長期の夏休みがとれます。
一般的に 3~4週間の休暇をとることができるので
フィンランドのログハウス工場でも 2週間続けて休暇をとるスタッフが多いのです。
その結果、 毎年のことですが この時期にオーダーされたログハウスキットは
フィンランド工場を出荷するまでの所要日数が いつもより長くなり
納期が通常より 半月以上伸びてしまいます。
フィンランド工場の代表者M氏も 毎年この時期になると
「 ログキットの注文がたくさん入ってくるのに 働くスタツフがいない 」 と嘆き、
「 みんなの休みは2~3週間、 でも自分が妻と子供たちのためにとれる休暇は せいぜい1週間 」
と ちょっと悲しそうなメールを送ってきます。
フィンランド人の多くは 水辺にコテージを持っており、
そこで家族とともに休暇を過ごすようです。
ポートに乗ったり 釣りをしたり、
そして 釣った魚でランチやディナー。
午後は 昼寝や サウナを楽しんだり・・・
ゆったりと 長期休暇を過ごします。
いつも時間に追われて忙しい暮らしに慣れている日本人なら
休暇中でも精力的に 観光に出かけたりイベントに参加してしまいますね。
コテージでのんびり過ごす1~2週間の休暇を 退屈を感じることなく 日本人は過ごすことができるでしょうか?
[ フィンランド見聞記 12.06.06 ] Kiitos Log House