かけや (掛矢)
「かけや」 とは樫の木などの堅い木で作られた大きな木槌のことで、
杭を打ったり、建築現場では建前のときに材木同士を収めたりするときに使います。
時には物を打ち壊したりするときにも使いますが・・・
この 「かけや」、ログを組み上げる時にノッチといわれる結合部分を収めるときや
ダボといわれる木栓でログ同士を結合させるときに大活躍する道具です。
いわばログ組み作業における花形道具と言っても過言ではないでしょう。
かけやはログ組み上げが終われば使わなくなる道具ですが、
これが有るか無いかで作業の進み具合、ログ同士の結合具合がかなり違ってきますので
最低一本は用意しましょう。
大きさは、片手で使う小さな小槌程度のものから大きなものまでありますが、
ログ組みでは柄を含めた総重量が3kg前後のものがもっとも使いやすいようです。
上の写真は全長30cmのカナヅチと大きさを比較したものです。
購入の際の参考にしてください。