キートスのログハウスキットを制作するフィンランドの旅情報

フィンランドの旅

ロバニエミでサンタクロースに会う【フィンランドの旅9】

ラミネートログ工場からは少し東南にドライブして、ロバニエミ経由でオウルに戻ることになりました。 北極線(北緯66度33分線)が通るところにある「サンタクロース村」へ寄るためです。 外国から来た人を案内するのには欠かせない有名観光地です。 もちろん、ここには本物のサンタクロースが住んでいます。 私達が訪れたのはサマーホリデーシーズンが終わった9月、しかも 平日の夕方。 「こんなに人がいないサンタクロース村は初めてだ」とM氏が言うように観光客が少なく、とても静かでした。 「さあ、サンタクロースに会いに行こう!」 M氏の誘導に従って建物内...
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ラップランドのラミネートログ工場【フィンランドの旅8】

オウル市から約3時間強のドライブで、 ラップランド地方にあるラミネートログの工場に きました。 ログハウスの事務所と隣接するミーティングルーム&スタッフルーム、 そして背後には広い敷地に資材保管倉庫と2つの生産ライン(工場)があります。 ラミネートログのカットを行う工場でも原材としてラミネート材を仕入れ、 工場内ではログのノッチ加工をするというのが多いのですが、 ここではラミネート材自体も自社で製作しています。 ラミネート材製作のため、接着剤のカーテン下を木材が通っています 。 ラミネート材について説明する工場責任者のR氏...
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キートスログキットを担当するフィンランドの会社で【フィンランドの旅7】

今回のフィンランド旅は休暇ですが、 キートスのログハウスキットを担当しているログメーカーともしっかり打ち合わせをしてきました。 ログメーカーの事務所はオウル市の中心部から少し郊外に行った産業エリアにあります。 写真右から、代表のM氏、構造設計担当のV氏。 M氏は日本が大好きで毎年来日していますが、 V氏も数年前に日本に来たことがあるので キートスHPで写真を見た方もいらっしゃるでしょう。 そして 左端が今回初めて会った積算担当のPさん、 物静かだけれども仕事のできる聡明な女性です。 彼らはこの夏とても忙しく、 私達が訪れた9月初め...
フィンランドの旅

少しだけ、「オウル」について。【フィンランドの旅6】

ログハウスメーカーのある「オウル市」をちょっとだけ紹介しましょう。 フィンランドの形は上の絵のように「ドレスを着た女性」に例えられます。 首都ヘルシンキがあるのはドレスの裾あたりで、 オウル市は女性のウェストあたりに位置します。 「エアーギター世界選手権」の開催地としても知られていますが、 ハイテク産業が盛んで教育にも力を入れているので オウル大学には日本人も多く留学しています。 (ちなみに、宮城県仙台市とオウル市は国際産業振興協定を結び、交流があります。) オウルは「タール」の生産で栄えた街でもあり、 お土産としてタールの石鹸なども売...
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午後4時は帰宅ラッシュの時間【フィンランドの旅5】

オウル駅に迎えに来てくれたフィンランドログメーカーM氏の車に乗ってホテルに向かいます。 道路は車で少し混雑しています。 「午後4時過ぎだから帰宅ラッシュの時間なんだ」とM氏。 午後4時が帰宅ラッシュならば、いったい朝は何時から仕事を始めるのだろう・・・ そんな疑問が湧きます。 「う~ん、人にもよるけれどね、朝7時とか8時とかに仕事を始める人が多いかな。」 そういえば、フィンランドではまだ朝7時頃と思われる時間に フィンランドの設計担当V氏からメールが届くことがあり、 「何時から仕事を始めているのかな」と疑問に思っていました。 やっぱりフィンランドでの始業時間は...
フィンランドの旅

列車でヘルシンキからオウルへ移動【フィンランドの旅4】

キートスのログハウス部材キット製作を担当しているフィンランドのログメーカーは ヘルシンキからずっと北にある「オウル市」にあります。 海外から行く場合はヘルシンキ空港で乗り継いで 飛行機でオウルへ移動することが多いようですが、 もちろん 旅費節約と車窓を楽しむという理由から 私達は長距離列車を利用しました。 オウル駅まではヘルシンキ中央駅から約6時間半の旅です。 (座席指定切符は 日本からでも購入可能) 改札のないヘルシンキ駅では駅舎のドアを開ければ即ホーム、 構内アナウンスもなくとても静かです。 人々は 電光掲示板で行先と出発時刻を確...
フィンランドの旅

フィンランドの言語と英語【フィンランドの旅3】

ヘルシンキ空港から市内に行く際、空港バスではなく一般の電車を利用しました。 車窓から眺める住宅街などの風景は その国や街の人々の暮らしを垣間見ることが出来る大切な機会でもあります。 空港からヘルシンキ駅までの間に列車はいくつかの駅に停車しました。 ある駅のホームで掲げられた標識 、、、 「次の駅が Kapylaで、前の駅が Kottby? じゃあ、停車しているこの駅の名前は?」 また他の駅では 、、、 「この駅の名前は Tapanila? それとも Mosabaoka?」 実はどちらも同じ駅の名前です...
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フィンランドの物価【フィンランドの旅2】

私達(TとK)がフィンランドに到着したのは日曜日の夕方でした。 翌朝オウルへの列車移動を考え、 初日のホテルはヘルシンキ駅のすぐ近くにとっていたので、 駅周辺で 軽めの夕食をしようと 考えていました。 しかし日曜日はお店のほとんどが閉まっており、 レストランなども営業していません。 仕方なく駅の中で開いていた売店の一つで 飲み物とサンドウィッチを購入し、ホテルに持ち帰って食べました。 写真はその時に買ったもので(もう一つ揚げパンのようなものも買いましたが) このとき支払った金額は日本円で換算すると3千円弱。 それでも駅で開いていたいく...
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フィンランド旅への出発【フィンランドの旅1】

「もしフィンランドに行くなら9月に一週間休みをあげるけれど、どうする?」 今回のフィンランド旅行はキートスの代表Nから提案されたこの一言から始まりました。 「一人旅はいろいろ大変だから、(施工サポート担当の)Tにも同様に休みをやるよ」 と。 ログハウスの部材キットをみなさんに少しでも安く提供するために日々経費を抑え、 施主さん自身にもいろいろ学習と努力をしていただいているキートスは、社員にも甘くない会社です。 フィンランドのログハウス会社を訪問して打ち合わせもすることを条件に、一週間の休暇提案。 (出張じゃなくて休暇なのに仕事することを条件にするなんて、おそろしい会...
フィンランドの旅

フィンランドの旅から戻りました。

私(K)は 昨夜フィンランドの旅から新潟に戻り、今朝から いつも通り事務所で仕事をしています。 (写真はオウル市内にある 古いログハウス小屋を利用したショップなど) フィンランドでは 日本よりずっとずっと ネット環境が整っていますが、 メールなどを書くのにゆっくり時間がとれる 列車や船の上では ネット接続はできても 田舎の草原や森、海上であるために ページ閲覧や検索には問題なくても メールや写真の送信が難しく、 結局 フィンランドの旅報告は キートスのfacebookに 短い文章でUPするのが 精一杯でした。 フィンランドにつ...