母屋と離れのログハウスを渡り廊下で接続する

「ログハウスを離れとして 建築を考えていますが、母屋と渡り廊下で 接続することは可能ですか?」

そういう質問電話を 時々受けることがあります。

 

「ログハウスを建てることは 長年の夢。でも 別荘となると 大変だし、、、」 ということで

住んでいる今の土地にゆとりがあれば 「ログハウスを離れとして建てる」 という選択は ゼロから建築地を探すより

夢のゴールは近そうです。

 

もちろん 母屋との間に 渡り廊下を造れば 母屋とログハウス離れの行き来が 簡単になりますが、

ログハウスにセトリングがある間に造る場合は 渡り廊下との接続部分に セトリング対策をお忘れなく。

 

 

この家の場合、ログハウスと在来工法の家を違和感なく接続するために 渡り廊下外部に ログパネルを貼り、

内部は 無垢板で腰壁を作り 上部は白いクロスを貼って どちらの建物にも調和するように 仕上げています。

(地元大工さんが用意された木製ドアの向こうは 母屋のリビング)

 

最近は、別荘として 古い建物が付属する土地を購入し、その古家の水回り部分(浴室やトイレ)などを 上手に活用しながら

快適なリビングとしてのログハウス離れを セルフビルドされる方もいらっしゃいます。

そうすれば セルフビルド中も 古家に寝泊まりできるし、セルフビルドが 「別荘暮らしでの遊びの一つ」 となるでしょう。

 

古家を解体して 新しくログハウスを建てる というのも良いですが、古家を活用しながら 離れとしてログハウスを建てるのも

賢い方法かもしれませんね。

 


[ ログハウス徒然草 16.07.08 ]     Kiitos Log House