2015-10

フィンランドの旅

ラップランドのラミネートログ工場【フィンランドの旅8】

オウル市から約3時間強のドライブで、 ラップランド地方にあるラミネートログの工場に きました。 ログハウスの事務所と隣接するミーティングルーム&スタッフルーム、 そして背後には広い敷地に資材保管倉庫と2つの生産ライン(工場)があります。 ラミネートログのカットを行う工場でも原材としてラミネート材を仕入れ、 工場内ではログのノッチ加工をするというのが多いのですが、 ここではラミネート材自体も自社で製作しています。 ラミネート材製作のため、接着剤のカーテン下を木材が通っています 。 ラミネート材について説明する工場責任者のR氏...
ログハウスで自然暮らし

いつまでも元気な暮らしをするために

この夏、千葉県在住のセルフビルダーさんから届いたお便りの中に ログハウス写真以外にも野菜の写真が入っていました。 最近セルフビルダーご夫妻と同居するようになった高齢のお父さまが 家庭菜園で野菜を作られていて、新鮮な野菜で作る料理はとてもおいしいそうです。 ログハウス建築後に家庭菜園をされる方は多いですが みなさんご存知のように野菜作りは水遣り、施肥、芽欠きなど けっこう手間もかかって大変です。 でも手も脳も使うので、年配者にとって脳の活性化にも良いし、 自分でいろいろすることが体と脳の健康に良いのだと思います。 先日、他のセルフビルダー...
フィンランドの旅

キートスログキットを担当するフィンランドの会社で【フィンランドの旅7】

今回のフィンランド旅は休暇ですが、 キートスのログハウスキットを担当しているログメーカーともしっかり打ち合わせをしてきました。 ログメーカーの事務所はオウル市の中心部から少し郊外に行った産業エリアにあります。 写真右から、代表のM氏、構造設計担当のV氏。 M氏は日本が大好きで毎年来日していますが、 V氏も数年前に日本に来たことがあるので キートスHPで写真を見た方もいらっしゃるでしょう。 そして 左端が今回初めて会った積算担当のPさん、 物静かだけれども仕事のできる聡明な女性です。 彼らはこの夏とても忙しく、 私達が訪れた9月初め...
ログハウスで自然暮らし

家庭菜園のカボチャでハロウィン飾りを手作り

キートスのセルフビルダーさんには家庭菜園をされている方が少なくありません。 少ない農薬や化学肥料、あるいは無農薬で作れば、 自然にも 体にもやさしい野菜が収穫できます。 ログハウスをセルフビルドされるような方々は自然志向の人が多いですね。 あるセルフビルダーさんのログハウスでは この夏たくさんのカボチャが収穫できたようです。 写真にある以外にも様々な色や形のカボチャもとれたそうで、 採れたカボチャでどんな料理を作るかも楽しみの一つです。 このセルフビルダーさんご夫妻はいつも自然暮らしを楽しまれていて、 この時期は収穫したカボチャを使ったハロ...
フィンランドの旅

少しだけ、「オウル」について。【フィンランドの旅6】

ログハウスメーカーのある「オウル市」をちょっとだけ紹介しましょう。 フィンランドの形は上の絵のように「ドレスを着た女性」に例えられます。 首都ヘルシンキがあるのはドレスの裾あたりで、 オウル市は女性のウェストあたりに位置します。 「エアーギター世界選手権」の開催地としても知られていますが、 ハイテク産業が盛んで教育にも力を入れているので オウル大学には日本人も多く留学しています。 (ちなみに、宮城県仙台市とオウル市は国際産業振興協定を結び、交流があります。) オウルは「タール」の生産で栄えた街でもあり、 お土産としてタールの石鹸なども売...
ログハウス徒然草

これから妻壁のログ積みに入ります。

「9月の5連休と その後の週末で やっと 妻壁のログ積みに入ろうというところです。」 セルフビルド進行状況を 報告してくださったのは 宮城県のセルフビルダーさん、 ご自宅の庭に 離れとしてのログハウスを 建築中です。 建築場所は 敷地内の一段高い所で 車の乗り入れができず、 ログ組みをするにも 細い通路を 一本一本人力で 運び入れるので ここまで積み上げるにも 人一倍のご苦労があったと思います。 「 4月以降仕事が昨年以上に忙しくなって 週末の時間が充分に取れなくなったのに加え、 ...
ログハウス徒然草

自作のため時間を費やしました-長野県のログハウス現場から

 「 ご無沙汰しております。 打設以外全て自作のため かなりの時間を費やしましたが、 ようやく基礎が完成しま したので ご連絡申し上げます。」 完成した基礎の写真を送ってくださったのは 長野県内のセルフビルダーさん。 ログハウスの部材キットはすでに納品済みですがほとんどの作業をご自身でされているために 基礎完成まで 少し時間がかかってしまったようです。 それにしても 自作とは思えない程の、というより 業者さんに依頼するよりも きれいな仕上がりで 本当に ビックリ!ですね。 「土台敷きから ログの組...
フィンランドの旅

午後4時は帰宅ラッシュの時間【フィンランドの旅5】

オウル駅に迎えに来てくれたフィンランドログメーカーM氏の車に乗ってホテルに向かいます。 道路は車で少し混雑しています。 「午後4時過ぎだから帰宅ラッシュの時間なんだ」とM氏。 午後4時が帰宅ラッシュならば、いったい朝は何時から仕事を始めるのだろう・・・ そんな疑問が湧きます。 「う~ん、人にもよるけれどね、朝7時とか8時とかに仕事を始める人が多いかな。」 そういえば、フィンランドではまだ朝7時頃と思われる時間に フィンランドの設計担当V氏からメールが届くことがあり、 「何時から仕事を始めているのかな」と疑問に思っていました。 やっぱりフィンランドでの始業時間は...
ログハウスで自然暮らし

山古志の棚田で稲刈り作業中

2004年10月23日、新潟で中越地震が起きました。 山で孤立した集落の映像を記憶されている方も少なくないと思います。 その旧山古志村(現在長岡市)に震災5年後に訪れた時は まだ再整備されたばかりの新しい棚田や養鯉池が痛々しく目に入ってきましたが、 今は普段の生活が戻って来ている感じがします。 それでも震災をキッカケに村を離れた人も少なくないようで、 「人手が足りないから鯉の飼育をやめた」とこの日出会った男性が話していました。 棚田の一つでは年配の夫婦が稲刈をしていました。 どうやら 稲刈機の調子が悪いようで「工具を持っていないか」と声をかけられました。 ...
ログハウス徒然草

滋賀県長浜市高月町『蕎麦屋 一休』の基礎工事が始まりました

「 基礎工事が 始まりました。」 この秋に ( 晩秋になるでしょうか) ログハウスのセルフビルドをスタートされる オーナーさんが 基礎工事の開始日(10月1日)のようすを 写真に撮って送ってくださいました。 場所は 滋賀県長浜市 高月駅のすぐ前。 セルフビルドで 来年完成予定のログハウスは 『 蕎麦屋  一休 』 になります。 琵琶湖北部に位置する 歴史ある高月町は『 観音の里 』 と呼ばれて 文化財を巡るハイキングも 人気です。 今年の紅葉シーズンには間に合いませんが、 春の新緑、初夏のトレッキング、...