日本人なら美しいと感じる紅葉だけれど

紅葉が美しい季節に なりました。

 

 

「美しい日本に生まれて良かった」とこの時期は特に感じます。

日本には、春・夏・秋・冬と四季の移り変わりがあるため、
一年の暮らしにもメリハリがつきます。

そのことが勤勉で真面目な日本人の性格形成につながっているのかもしれません。

でもこの美しい紅葉、どの国に行っても見れるわけではありません。

一年中暑い国はもちろんのこと、
たとえ四季がある国でも植生によっては(針葉樹の森が多い等)
日本の広葉樹林のようなカラフルで鮮やかな紅葉は見ることができないかもしれません。

「東南アジアから来た友人に美しい紅葉を見せたいけれど、
日本人と同じように紅葉に感動するのかな?」
そんな疑問をある日本人から聞きました。

「美しい紅葉を見れば誰でも感動する」と疑いもなく思っていましたが、
日本人には日本独特の感性があるように
他の国の人たちには育った国や環境によってやはり異なる感性があるはずです。

私たち日本人が紅葉に感動する理由の一つに、紅葉は桜の花と同じように
「短期間で失われていく一瞬の輝き」であることを知っているからかもしれません。

さて、外国からやって来た人々にとって
日本で見る紅葉はどのように感じるものなのでしょうか。

 


[ ログハウスで自然暮らし 15.10.29 ]     Kiitos Log House