「もしフィンランドに行くなら9月に一週間休みをあげるけれど、どうする?」
今回のフィンランド旅行はキートスの代表Nから提案されたこの一言から始まりました。
「一人旅はいろいろ大変だから、(施工サポート担当の)Tにも同様に休みをやるよ」 と。
ログハウスの部材キットをみなさんに少しでも安く提供するために日々経費を抑え、
施主さん自身にもいろいろ学習と努力をしていただいているキートスは、社員にも甘くない会社です。
フィンランドのログハウス会社を訪問して打ち合わせもすることを条件に、一週間の休暇提案。
(出張じゃなくて休暇なのに仕事することを条件にするなんて、おそろしい会社ですね~ 笑)
突然の半会社命令のようなフィンランド行きの話、正直言って最初は気が重かったです。
ツアーで行くなら簡単だけれど、
自分で格安航空券を探し、フィンランドのメーカーと日程調整、
ホテルや移動のための交通手段や列車時刻についても前もって検索したり、
留守の間に仕事がスムーズに進むようにするための準備もあります。
また、永年使わずにサビついてしまった私の英語が現地でどこまで通じるのか・・・
など不安もいっぱい。
でも、もう何年もフィンランドのM氏に「あなたはいつフィンランドに来るの?」と言われているし、
一週間という長期のお休みをとることは普段なら絶対に不可能だし、
この機会を逃せば フィンランドを訪れるチャンスは二度とやってこないだろうと思い、
今回の旅を決心しました。
「せっかく行くのなら、もう一カ国ついでにどこか訪れるのがいいよ」
とのNからのアドバイスに従い、
フィンランドからの帰路にオーストリアのウィーンにも立ち寄ることにしました。
キートスのNは海外へ行く際、ホテルは現地に着いてから案内所などで探しています。
そのため、朝起きてみたら腕に刺青などしたちょっと強面の人たちが泊まる宿だった・・・
というようなハプニングやエピソードもいっぱいで、
それを旅の楽しみの一つにしているようです。
でも今回は成田からフィンランドのヘルシンキに到着するのが日曜日の夕方、
海外では日曜日はお店はもちろんのこと、観光案内所だってお休みです。
ということで、ヘルシンキのホテルは日本から前もって予約をしておきました。
今は簡単に ネットで何でも予約できる時代、本当に便利です。
(宿や交通に関する検索はTが担当し、私は現地における情報収集と確認を担当)
2015年9月5日(土)、新潟から東京まで高速バスで移動し
(もちろん旅費節約のためにバス利用です)
翌日成田からフィンエアーで フィンランドのヘルシンキへ。
(約10時間 空の旅)
写真は9月6日(日)のヘルシンキ駅前です。
(右側の建物がヘルシンキ中央駅)
日本でいえば「東京駅」にあたるのでしょうが、
ほとんどの店がお休みで、行き交う人も少なく、
フィンランドの大都会なのにちょっと寂しい感じです・・・笑
[ フィンランド見聞記 15.09.25 ] Kiitos Log House