セルフビルドログハウスが完成する頃に思うこと。

「写真 届いた? たまには送らないと ワルイと思ってさぁ、 メールで 送ったんだけれど・・・」

 

受話器から聞こえてきたのは、 ちょっと懐かしい セルフビルダーさんの声。

ログハウスの間取りを打ち合わせをしていた頃は よく電話で話をしましたが、

ログキット納品後は ほとんど 問い合わせの電話もない、 いわゆる 「スーパーセルフビルダー」さんです。

この前 お電話をいただいた際に セルフビルド中ログハウスの写真送付をお願いしたので、

昨日 メールで送ってくださいました。

キッチンも設置されて、 あとは 内部階段と ロフト手すり、 設備業者さんによる給水作業が 残っている程度で、

ログハウスは ほぼ完成しているようです。

(写真を撮った後、キッチンのダクト類やカウンター開口部も ちゃんときれいに 仕上げたそうです)

 

 

「でもさぁ、 みなさん よく 頑張るよね。 家一軒だもの、 それなりに大変だよ。

 2棟とかセルフビルドする人がいるなんて 信じられない。 とても 2棟めを建てようとは 思わないよ。(笑)」

 

このセルフビルダーさんの場合、作業のほとんどを お一人でされていますし、

細部の仕上げまでこだわった とても丁寧な作業をされています。 だから 人一倍 大変かもしれません。

それに セルフビルドでログハウス1軒を ほぼ完成させる頃には みなさんそれなりに 疲れもたまっています。

「当分、作業したくない」 「またセルフビルドしたいと思わない」 「2棟目をセルフビルドする人の気持ちがわからない」

そんなセルフビルダーさんのお疲れ感想が 完成直後に届くこともあります。

でも 数ヶ月経つと 「作業再開した」 とか 「またセルフビルドしたいね」 「セルフビルドの手伝いをしたい」 と話され、

2~3年後、本当に 2棟めの(3棟めという場合も) ログハウスをセルフビルドされる方が 何人もいらっしゃるのです。

 

さて、 このセルフビルダーさん、 ログハウス完成数年後には どのように気持ちが変わっているでしょうか・・・・

 


[ ログハウス徒然草 15.07.01 ]     Kiitos Log House