将来は変形ノッチのログハウスも普及するかも?

最近のフィンランド工場からの報告によると、

写真のような 「変形ノッチ」 のログハウスも フィンランドでは 普及し始めているそうです。

 

キートスが ログハウスビジネスを開始してから、 「ログハウス」 と言えば 外周にノッチが突き出した建物であり、

それを 「ログハウスの象徴」 として 考えてきました。

 

日本における「丸太組み構法」としての建築基準も この外に突き出したノッチが 丸太組み構法のミソで、

これにより ログハウスの強度が保たれる、と規定されています。

現時点で このような形状のログハウスを建てようとするなら、

膨大な計算で裏付けされた 構造計算書を添付して 建築の確認を受けなければならず、

ほぼ不可能のように思われます。

ですが、丸太組み構法の構造や強度の考え方は フィンランドでの歴史や基準を類推し、

日本でも 建築基準法に援用されて 今日に至っています。

 

実際に 丸太組み構法の規制内容も 数年ごとに見直しされながら

いろいろなタイプのログハウスを 建築することが 可能になってきました。

近い将来、このようなノッチのログハウスが あちこちに 登場するかもしれません。

ノッチが突き出ているログハウスか、 あるいは ノッチの突き出ていないスッキリとしたログハウスか、

どちらがお好みかは 個人の好みの問題になりますが、

まだ 当たり前にノッチのある方がログハウスらしい と感じるのは 私たちだけ、、、でしょうか?

 


 [ ログハウス徒然草 15.01.23 ] Kitos Log House