オウル市のクリスマス飾りと聖歌隊

今日はクリスマス・イブ、
もちろんフィンランドのログ工場はクリスマス休みです。

フィンランドのM氏がオウルの街の写真を送ってくれました。

 

 

アメリカナイズされた日本の派手なクリスマスとは異なり、
フィンランドではキリスト生誕を告げる「ベツレヘムの星」を飾り、
静かにクリスマスを迎えます。

 

 

通りの真ん中にある銅像は キリスト生誕を歌う4人の少年たちです。

クリスマスキャロルを歌い終わった少年たちに聴衆はいくらかのお金をあげました。

現在も少年たちはここで同じようなパフォーマンスをしているし、
聖歌隊のコンテストも開かれます。

「子供だった頃(50年程前?)、この銅像のすぐ近くに住んでいたけれど、
クリスマスの1ヶ月前に
『クリスマス・オープニング』を告げる少年たちがパフォーミングした後、
街の星灯がともされるんだ。」とM氏。

最近は11月に入るとすぐにツリーが飾られて
なんとなく『クリスマス商戦』のためにあるような日本のクリスマス。

オープニングイベントでクリスマス到来を告げ、
その後静かにクリスマスの日を待つフィンランドの人々。

文化の違いがあるのでどちらが良いとかは言えませんが、
これを機会にクリスマス本来の意味や文化の違いなどについて
少し調べてみることも大切かもしれませんね。

 


 [ フィンランド見聞記 14.12.24 ] Kiitos Log House