福島県にログハウスキット荷降ろしサポートに出かけました。

 

荷降ろし当日(6/28)早朝に現場に向かっていましたが、
まだ「立ち入り禁止区域」があり、鉄柵と監視員が立ってトウセンボしており、
かなりの迂回を余儀なくされました。

 

その立ち入り禁止区域に向かう道沿いには5~6台の大型バスに乗った
数百人の除染担当作業員さん達が集結していました。

テレビで 立ち入り禁止区域は知っていましたが、
今でも震災は現実のものとして色濃く福島県を覆っていることを再認識させられました。

 

 

今回のオーナーさんも震災で多大な被害にあい、津波で自宅をなくされました。

 

その後代替地(高台)が決まって移転することになりましたが、
行政による造成作業にも時間がかかって、この度やっと建築が可能になりました。

まだ基礎もできていませんが、
7月末頃には待ちに待ったログハウス新居のセルフビルドが始まります。

私達もできる限りのサポート(ボランティア)を行なう覚悟です。

 

 

震災から、もう3年、、、だけどまだ3年しか経っていません。

何も進んでいない地区もあり、まだまだ完全復興には程遠いかもしれませんが、
今回の荷降ろしを手伝っていただいた皆さんからは
そんな暗い影はみじんも感じられません。

福島県民特有(私はいつもそう感じます)の屈託のない笑顔と明るさで、
本当に楽しく、1時間ほどでコンテナからの荷降ろしが完了しました。

その時に飛び交っていた言葉「さすけね!」が印象深く、
(大丈夫、大した問題ではないよ。差支えないの意味)
これからのセルフビルドも大半は「さすけね」事ですから、
さすけね精神を発揮して、楽しくログハウスをセルフビルドしましょう。

(written by N)

 


 [ ログハウス徒然草 14.07.01 ] Kiitos Log House