フィンランド人は黒い食べ物が好き・・・「マンミ」

もうすぐイースター

今日から 4月1日まで フィンランドは イースター休暇に入っています。

 

フィンランドのイースターは 数ある祝祭日の中で 夏至祭り、クリスマスと同じくらい盛り上がる祭日です。

キリストの復活祭というだけでなく、

長い冬が終わりようやく 「春がやってきた~!!」 という喜びのお祭りともいえるでしょう。

 

多くの人達はたちは イースターカードや イースターエッグを作ったりし、

直前の日曜日になると 子供たちは魔女に変装して柳の小枝をもって

ご近所の家々を回りお菓子をもらい歩きます。

 

そんなイースターのお祭りに欠かせない食べ物 「マンミ」。

黒くて ペースト状の食べ物で、

初めての人は この物体を口に入れるのをためらうほどだとか、

マンミはデザートの一種で ライ麦、ライ麦モルト、

砂糖などを混ぜて 低温で焼き上げて作った食べ物。

 

焼いていると言っても 見た目は 日本のあんこのような練り物状で

黒から濃い茶色といった色合い。

味は海苔の佃煮のような感じ、干し柿の味の濃いもの、、、

など 様々に形容されています。

まぁ、一言で言えば 余り美味しいものではない!ということでしょうか。

 

もちろん これはそのまま食べた感想で、 フィンランドの人達は ミルクをかけたり 生クリームをかけたり、

甘くしたい人は さらに砂糖をかけて 食べるそうです。

 

かつては それぞれの家庭で作っていたそうですが、 今では買って食べる人のほうが多いとのこと。

3月になると スーパーでは このマンミコーナーが出現し、 山積みになっています。

 

 

どうもフィンランドの人々は あのサルミアッキといい、 黒い食べ物が お好きなようですね。

 


[ フィンランド見聞記 13.03.29 ] Kiitos Log House