先週末、 フインランド工場の代表者M氏が 設計担当のV氏を連れてキートスの事務所にやって来ました。
私達の付き合いは もう20年にもなりますから、 特に「営業するため」という理由もなく
まあ、お互いに元気でやってるかの定期相互訪問みたいなものです。
M氏にとっては 2年ぶりの新潟、大好きな日本での滞在で 終始笑みがこぼれています。
一方 設計担当のV氏、 初めての日本で 緊張気味。
彼とは Faxやメールで もう何年も ログハウス構造について、考えたり 相談したりして 一緒に仕事をしてきたので、こちらにとっては 旧知の仲のような感覚ですが面と向かっての打ち合わせは初めてです。
そのせいなのか、V氏は終始 真面目&真剣な表情で こちらの質問にも じっくり考えてから答え、
どうも 大切なお客様の(キートスのこと?) ご機嫌を損ねては大変と 気をつかっているようでした。
事務所でいろんな打ち合わせをした後、 一緒に食事に出かけましたが
初めて味わう 栗ご飯や煮物、 デザートのお汁粉などについて 感想を聞かれるたびに
V氏は 真面目な顔で ” Not bad ” と答えながら ほとんど残さず食べていました。
フィンランド人は 日本人と同じで、 おとなしくて 恥ずかしがり屋さん、
一般的に私達がイメージする 「ものをはっきり言う欧米人」 とは異なる印象です。
” Not bad ” の意味は 「おいしい」だったのか、 あるいは 「いまいち」だったのか・・・笑
でも フィンランドにいたときは 絶対に考えられなかった 「生魚を食す」 は、
今回日本に来て 初めての生魚、お刺身は ” Good ” だったそうですよ。
[ フィンランド見聞記 12.11.19 ] Kiitos Log House