フィンランドの紅葉は 8月下旬頃に
ラップランドの山岳地方で始まり、
秋の深まりとともに南下し、
南部では 9月中旬から10月下旬に
紅葉のシーズンを迎えます。
紅葉のことをフィンランド語で『ルスカ』と言い、人々は近くの森林や公園、
山岳地方に紅葉狩りに出かけ、秋を存分に楽しみます。
フィンランドでは針葉樹の他には白樺が多く紅葉より黄葉になるのでは・・・
と、思われがちですが、日本でもおなじみのカエデやナナカマドなども多く、
針葉樹の緑に黄色や赤が混じり、まさに錦秋の美しさになります。
都市部の街路樹や公園などでもたくさんの種類の樹木が植えられ、
自然の紅葉にも負けないくらい素晴らしい色合いが
道行く人や散歩をする人々の目を楽しませてくれます。
緯度が高い北部ラップランドではカンバ類やナナカマド、コケモモやブルーベリー、
ツツジなど背の低い小低木が地表を絨毯のように彩り、
湖沼群などでは草紅葉や葦枯れなども見事です。
秋にフィンランドに旅する方は、森と湖とログハウスの国の紅葉を 存分に楽しんでくださいね!♪
[ フィンランド見聞記 07.08.15 ] Kiitos Log House